石原維新代表　裕次郎氏の応援欲しい？「幽霊になって出て来て」

腕を組みどっしり構える日本維新の会・石原慎太郎代表 Photo By スポニチ

　日本維新の会の石原慎太郎代表（８０）が１３日、都内でスポニチ本紙などのインタビューに応じた。

　衆院選公約で尖閣諸島をめぐり対立する中国への強硬姿勢を鮮明にしており、「日本はなめられている。こちらが命懸けで守るつもりがあると、昔の侍でいえば鯉口を切らないとダメ。それだけの強い意志を（示さないと）ね」と強調。公約で掲げる実質的な防衛費の国内総生産（ＧＤＰ）１％枠撤廃に触れ「くだらん制約を取っ払って、防衛費を増やさなきゃいけない。日本は圧倒的な技術力があるんだから、どんどん武器を作ることが一番の抑止力になる」と持論を展開した。

　衆院選で乱立した１２党の党首の中で最高齢だが、「暴走老人」を自称。弟・裕次郎さんが生きていれば「“兄貴、頑張れ”って言ってくれると思うよ。僕らはタッグマッチで古い概念をぶちこわしてきた」とし「幽霊になって出てきてもらいたい。あいつの方がまだ人気があるみたいだし」とニヤリ。「早く引退して映画監督をやりたい。俳優もやりたい。三国連太郎くらいのことはできるな」と笑いながらも、「このままじゃこの国は滅びるよ。国が心配。（引退できないのは）自分の宿命かなと思っている」と表情を引き締めた。