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ロボット不調で調査中断 2号機の汚染水漏えい


 東京電力は12日、福島第1原発2号機の原子炉建屋地下で、汚染水の漏えい経路を調べていた東芝製の「4足歩行ロボット」(重さ65キログラム)が歩行中にバランスを崩すトラブルがあり、調査を中断したと発表した。再開時期は未定。

 東電によると、ロボットは階段を上がる際に後ろに倒れ、背後の壁にもたれかかって止まった。東芝関係者2人が現場に行き、十数メートル離れた地下階にある充電場所までロボットを運んだ。2人の外部被ばく線量は最大で0・5ミリシーベルトだった。

 調査は11日に開始。ロボットとカメラ付き小型走行車を、格納容器と圧力抑制プールをつなぐ「ベント管」周辺に入れ、遠隔操作で接続部の水漏れの有無を調べる予定だった。

 東電は12日、初日の調査の様子を撮影した動画を公開した。

 (共同通信)

2012/12/12 22:01

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