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16年ぶりの連ドラ 視聴率5.6%で山口智子がピンチ

週刊文春 12月13日(木)18時1分配信

 山口智子(48)の16年ぶりの連ドラ出演で話題になった「ゴーイング マイ ホーム」(フジ系)。12月4日放送の視聴率がついに5.6%まで下がってしまった。

「映画『テルマエ・ロマエ』がヒットした阿部寛と夫婦を演じ、今秋のドラマでは、木村拓哉の“月9”と並びフジの目玉でした。キムタクはなんとか2桁を確保していますが、対照的に山口のほうは初回13%を取った後、ずっと1桁台が続くという目を覆うような惨状になっています」(テレビ雑誌記者)

 かつては30%に迫る平均視聴率を上げた「ロングバケーション」などでトレンディドラマの“高視聴率の女王”として名を馳せた山口。95年に俳優・唐沢寿明と結婚したあとは仕事を減らし、しばらくは休業状態だった。その後、旅番組などに単発的に出演するなど、芸能活動を徐々に再開していたが、今回ついに“主戦場”である連ドラに本格復帰したのである。

「フジサイドとしても、フジのドラマ黄金時代を作った1人である山口になんとか女優としてもう一花咲かせてもらいたいという親心とともに、低迷の続くドラマを立て直したいという思惑もあった。トレンディドラマの名プロデューサーで今はフジの常務として編成を牛耳っている大多亮氏も非常に期待していたそうです」(芸能関係者)

 期待感を示すように共演者には西田敏行、宮崎あおいと主演クラスが顔をそろえ、監督もカンヌ国際映画祭で賞を獲得した実力者、是枝裕和氏と豪華スタッフだった。

「ただ中身は、山口がお母さん役をやっているだけのホームドラマ。松嶋菜々子が完全復活した“家政婦のミタ”のような意外性もない。そもそもドラマの“固定客”である若い女性はもう山口の全盛期を知らない世代になっているのです」(放送関係者)

 あまりの惨敗ぶりに、山口の今後も心配されている。

「山口の“普通っぽさ”はトレンディドラマにはハマりましたが、その雰囲気は今のドラマにはあまり合ってないことが見えてしまった。数字が取れないと他局も山口を使うのは躊躇するだろうし、女優として厳しい局面を迎えています」(同前)

 かつて“連ドラクイーン”と呼ばれた輝きが、戻ることはあるのだろうか。

(週刊文春2012年12月20日号「THIS WEEK 芸能」より)

最終更新:12月13日(木)18時1分

週刊文春

 

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