統一教会を監視する安倍政権
11月7日(火)昼過ぎの神保町。「伊峡」で「半チャンラーメン」580円。小学館で「DIME」の「閃きの人」というインタビュー欄の取材を受けた。コメンテーターとしてのなかなか虚しい努力を語る。写真撮影のために日比谷公園へ。緑豊かな木の根株に座りパソコンを開く。再び神保町へ戻り、東京堂書店。佐野衛店長に頼みごと。大江健三郎さんの『「伝える言葉」プラス』(朝日新聞社)と渡邊恒雄さんのインタビューを掲載した「読書人」を買った。この渡邊翁は安倍晋三政権のキーマンだ。たまたま嵐山光三郎さんとばったり。サイン本を作りに来たという。集英社の担当者などを何人も引き連れている姿は、まさに文士だ。野暮用があり岩波ホール。高野悦子さんに会う。銀座に出てアップルストアー。主張用のパソコンの調子が悪いので点検してもらう。結果は問題なし。丁寧に見てくれて無料だということに驚いた。ついでにネット通信の改善をと思い、秋葉原のウィルコム。日常に使うわけではないのにこれでは無駄だなと思いつつ契約をしている。改善ならず。デーブに電話をして相談。再び銀座へ。「ささもと」。勝谷誠彦さんが「dancyu」でこの店を紹介した。「もつ焼き」特集だ。実は駆け足取材で、ここでは2串しか食べられなかったと聞く。それでも見事な記事になっているのはさすが筆力である。「あけぼの」で大福を買い、さらに「瑞花」。この店で売っている「うす揚げ柚子こしょう味」は癖になるほど美味しい。しかも263円と安い。月に何度も顔を出すので店員に覚えられてしまった。
統一教会の「ナンバー2」と評価されたときもある朴普煕が詐欺容疑で逮捕されたのは2004年7月20日。「一和」工場の横にある空き地にマンションを建てる計画があり、そのための前金を受け取った。朴によれば資金集めのためだった。ところが計画が進まなかったために詐欺で訴えられ、逮捕されたのである。求刑は12年。判決は裁判官の変更などもあり延期されてきた。その判決が11月3日にあり、懲役3年、執行猶予5年という結果となった。昨日は釈放後はじめての訓読会に参加、文鮮明教祖と会っている。その写真
を見て驚いた。KCIA(現在の国家情報院)に所属していたと言われ、滞米工作に従事してきた朴普煕も歳月の流れには勝てない。老いてからの逮捕は相当に応えたのだろう。金日成や金正日と会談したころの精悍さはもはやすっかり消えてしまった。現在の北朝鮮は、統一教会に対しても警戒心を抱くようになっている。それでも国際的な金融制裁が広がるなかで、平和自動車や普通江(ポトンガン)ホテルなどを通じての資金流入は無視できない。韓国にとって北朝鮮とのパイプであった朴普煕を逮捕したところに統一教会評価の現状がある。変転する政治のなかで、統一教会の動向に注意しなければならない。安倍政権の密かな課題でもある。
我が家も母が統一協会の信者です。こういうニュースを見ても尚、「インターネットやマスコミの情報は嘘ばかり」と言い張ります。協会だって公式サイトを持ってるし、マスコミを利用してた部分だってあったはずなのに。。。協会との戦いが長くなるにつれ、ふと弱気になったりする時もありますが、有田さんの著書には随分と助けられ、励まされています。いつか母が自分自身の心で、有田さんの著書を読むことが出来る日がきたらいいなと思います。
いろいろと大変な目にあうことも多いかと思いますが、負けないでください。応援しています。
投稿 アトナ | 2006/11/10 00:36