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最終更新:2012年12月14日(金) 0時11分

欧米など5中銀、資金供給協定1年延長

 ヨーロッパの債務危機が依然くすぶる中、アメリカやヨーロッパの5つの中央銀行はドル資金を互いに供給できるよう定めた取り決めを再来年2月まで1年間延長すると発表しました。

 延長されることになったのは、2010年5月に結ばれた取り決めで、金融危機などの不測の事態が発生した場合に、アメリカとカナダ、ヨーロッパのあわせて5つの中央銀行がドル資金を互いに融通するというものです。

 各中央銀行は、ドル以外のいずれの通貨でも資金供給ができる協調策も結んでいて、同様に延長しました。

 ヨーロッパ債務問題が危機を脱しきれない中、金融市場が不安定になる恐れがあると判断し、延長を決めたものです。

 日銀もこの取り決めに参加していて、来週開く金融政策決定会合で延長を正式に決定します。(13日23:53)

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