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最終更新:2012年12月14日(金) 0時47分

「中国以外」進出支援、海外連携の動き

「中国以外」進出支援、海外連携の動き

 日本企業の中国への進出リスクが高まる中、中国以外の国への進出をサポートしようと国内の大手銀行による海外勢との連携の動きが相次いでいます。

 みずほコーポレート銀行は、13日、ラオスの最大手銀行・「BCEL」と業務提携を結びました。日本の銀行がラオスの金融機関と提携するのは初めてで、日本企業のラオス進出を支援します。

 また、三菱東京UFJ銀行が今月中にも、ベトナム2位の銀行の株式を20%取得する方針を固めたほか、三井住友銀行は12日、トルコへの企業誘致を促進する公的機関と協力協定を結びました。

 こうした動きの背景には、日中関係の悪化による中国リスクの高まりのほか、成長著しい東南アジアなどへの日本企業の旺盛な進出意欲があり、海外銀行との連携の動きは今後も続きそうです。(13日19:23)

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