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最終更新:2012年12月13日(木) 22時3分

中国外務省「安保理反応は慎重に」

 北朝鮮による事実上の長距離弾道ミサイル発射実験を受けた国連安全保障理事会の対応について、中国外務省は13日「安保理の反応は慎重であるべきだ」と制裁強化に慎重な姿勢を改めて示しました。

 今回の発射をめぐっては、国連の安全保障理事会が北朝鮮を強く非難する声明を採択、今後、追加制裁について本格的な協議を行う予定です。

 こうした動きについて、中国外務省の洪磊報道官は13日の記者会見で、発射について遺憾の意を表した上で、制裁の強化には慎重な姿勢を示しました。

 「安保理の反応は、慎重かつ適切であるべきだ」(中国外務省 洪磊報道官)

 また、洪磊報道官は、「発射は6か国協議の緊急性と重要性を浮かびあがらせた」と述べ、北朝鮮の核開発を巡る6か国協議の早期開催を目指したいとの考えを示しました。(13日20:25)

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