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　ＢＪＷ認定デスマッチヘビー級王座の史上最多防衛記録Ｖ７に挑む王者のアブドーラ・小林に大日本プロレスからアメとムチが用意された。

　小林は今日９日の横浜文化体育館大会で伊東竜二の挑戦を受ける。両者はともに最多Ｖ記録「６」を持ち、小林が新記録を打ち立てるのか、それを伊東が阻止するのかに注目が集まる頂上対決だ。

　登坂栄児社長は「どうせだったら新しい記録を作ってほしい気もしますが、イケメンに勝ってほしい気もします」と複雑な胸中を明かしつつも、こう言い放った。

　その後なぜか「まあ、でも勝つのは伊東でしょう」と根拠もなく断言し「小林が勝ったら、大日本の象徴として両腕を組んだ像をつくりましょう。道場に飾ります。プロレス大賞のＭＶＰを取れることを見越して１００万円で」。力道山の墓地（東京・大田区の池上本門寺）にある銅像のようなモニュメントを作製する計画だ。

　一方、小林が敗れれば深刻な事態に陥る。同社長は「チャンピオンじゃない小林に何の価値もない。イチから出直しです」と非情宣告。?年選手の小林を容赦なく伊東の付け人に降格させるという。

　１年間、王座を守り続けてきた王者には何とも手厳しい仕打ちだが、小林はピンチを乗り切れるか。