角田 美代子容疑者死亡について警察庁担当記者の解説です。
兵庫・尼崎市の連続死体遺棄事件で、殺人などの容疑で逮捕された角田 美代子容疑者(64)が12日朝、死亡していたことがわかりました。自殺を図ったとみられます。
警察庁担当の中川 真理子記者の解説です。
(留置場の中で、複数の人がいて、自殺というのを防ぐことができなかったのか?)
まず、警察の留置施設というのは、全ての容疑者を24時間態勢で監視しているわけではないそうなんです。
ただし、例外があります。
今回のように、自殺、もしくは証拠隠滅のおそれがある容疑者の場合は、「特別要注意者」というふうに指定をすることができるんですけれども、今回、角田容疑者もこれに指定されていました。
監視を強化する方法というのは、主に3つあります。
1つ目が「対面監視」といいまして、部屋のすぐ目の前で警察官が座って、24時間監視をする方法。
次が、部屋の中にカメラを設置して、カメラで内部を監視する方法。
カメラというのは、全ての留置場にあるわけじゃないんですが、少なくとも兵庫県警にはあったそうなんです。
(でも、今回はつけていなかった?)
つけていなかったんです。
そして、3つ目の方法が今回とられた方法で、巡回の回数を増やす方法。
通常ですと、1時間に3〜4回程度の頻度のところを、今回は1時間に6回だったといわれていますが、ここで1つ、扉のところの下半分が板で覆われているんですよ。
板で覆われているということは、巡視をしていないときは、中をのぞき込まなければ見えなかったということで、自殺に気づかなかったんです。
角田容疑者は、10月から何度も自殺をほのめかしていたわけですから、対面監視ですとか、カメラでの監視、この方法をとることもできたはずです。
なぜ一番軽い巡回回数を増やすという方法をとられたかについて、問題視する声が上がっています。