9条の会・穴師、楠の学習会
昨夜は、地域9条の会の穴師、楠の学習会に参加
テーマは、「憲法9条と原子力発電」 講師は近大教授の青山正利先生。
先生は、泉大津在住で、泉大津9条の会でも毎月お話を聞く機会も多く、いつもいろいろと勉強になる。この間は原発事故で、日本のエネルギー政策に関するお話が多い。
科学の進歩によって生み出され、人間の生活を豊かにするために喜ばれるはずが、逆の方向に一部の権力を握った人によって歪められてきた
原子力潜水艦に原子爆弾、水素爆弾 そして、米ではアイゼンハワー、日本では中曽根康弘が先頭に、原子力の平和利用と大々的に宣伝をして推し進めてきた、原子力発電。
スリーマイル(加圧水型)、チェルノブイリ(黒鉛路)、フクシマ(沸騰水型)と世界で主流の原子炉のいずれもが大きな事故を起こしている。絶対に安全なものはない。
スリーマイルは炉心を冷やすのに10年以上かかり、チェルノブイリは25年以上たってもいまだに立ち入り禁止。フクシマは、炉が3機も同時に事故になったという点では、世界初で最悪。国や東京電力は、事故直後からどれだけの放射能が漏れたのか発表していない
幸せに当たり前に暮らしていた生活、仕事を奪い、いまだ見通しがない。憲法における生存権をまさに奪うことになった今回の事故。もうこれ以上の危険をなくしていく。
人間の力ではどうすることもできない放射能。原発は順次なくしていき、自然エネルギーへの転換こそ将来の未来への道。
様々な可能性があり、原発のような巨大なエネルギーではなく、地域地域で効率よく発電をすることも可能。すでに各地で小水力発電などで地域の電力をまかなっているという紹介が、新聞やテレビでもされている。
東京電力の被災者への補償がはじまったが、何ページもある分厚い用紙に、領収書添付など細かい規定・・・・・生活を奪われ、精神的な苦痛も相当なものなのに、どこまで上から目線なのか
全社をあげて、一人一人に聞き取りをして書いてあげるくらいのことができないのか そうでもしないと、被害を受けた人の気持ちも分からないだろう
あげくに、補償金は電気代に上乗せされる可能性もあり、そんな事はあってはならない
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