秋の美肌食材
とっても美味しい銀杏を1kg頂きました。
銀杏は、国内では主に愛知・岐阜・新潟・埼玉・福岡・大分などで生産され
国産銀杏の種類は主に4種類。
金兵衛
早生種(7月中旬~9月中旬)中位で長円形。
外観はやや良くないが、苦みが少なく品質は良い。たくさん採れる。
「早出し銀杏」として主に7~8月に出荷される。
栄神
中生種(8月上旬~10月中旬) 中位で長円形。
金兵衛に比べて実の胴張りが良く、凹凸が少ない。美味しい。
久寿
中生種(8月中旬~10月上旬)。大きめの丸形。
殻が薄く割れやすい。最も実が大きく、種皮も白く美しい。
粒揃いも品質も味も良い。
藤九郎
晩生種(8月下旬~10月中旬) 大きめの丸形。
殻の表面がスベスベして光沢があり、薄くて割りやすい。
もっちりとした食感で苦みが少なく食味が良い。数が少ない。
銀杏独特の悪臭は、ブヨブヨした外皮に含まれるイチョウ酸が発するもので
独特な苦味成分のアルカロイドが、銀杏の強精効果のパワーの源です。
漢方食材で有名な銀杏は
1億5千万年以上も前から存在する植物で「生きた化石」といわれ
地面に落ちて種子が芽を出す発芽率は100%で、千年経っても実を付ける
非常に生命力の強い植物。
また、銀杏は「火事の時に水を吹く」と言われる火に強い木なので
神社仏閣の門前は「火除地」として道路幅を広くとり、銀杏を植えている。
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銀杏には、蛋白質・リン酸・カリウム・ビタミンA・B(チアミン・リボフラビン)・C・パンテトン酸
・鉄分・ナイアシン・カロチンが含まれ、タンパク質はアミノ酸バランスがよく良質。
毛細血管を強くし、体の隅々まで新鮮な血液を巡らせるので
肌あれ防止・抗酸化作用・老化防止・滋養強壮効果が期待される美肌食材。
ただし、銀杏は1度にたくさん食べると、ビタミンB6の働きを阻害して
中毒症状を起こす物質が含まれています。
中毒の70%が5歳未満の子供なので、子供は1日に4粒以内
肝臓に解毒酵素を持つ大人でも1日10粒程度までに。
・SHIHO・
