9条の会泉大津の学習会
毎月1回、定期的に行われている上記学習会。いつもの講師は、泉大津在住の近畿大学の青山政利氏。
青山先生ができない時の代わり、というか、代わりまでにはなりませんが、戦争と障害者と平和をテーマに話をさせて頂く事になりました。
日本国憲法9条そして25条の基でしか、障害のある人や子どもたちは生きて行く事ができない
戦争は、役に立つか立たないかが唯一その人の値打ちをはかる基準になり、人間としての尊厳や権利はなく、障害者の幸せとは絶対に両立しない、戦争は障害者をもっとも大量に生み出す、戦争に役にたたなければ、教育を受ける事ができなくなるだけでなく、命をも奪われる事を、歴史的な事実も示しながらお話させてもらった。
初めてで慣れない事なので、たどたどしい聞きにくい話になってしまったが、その後の参加者の発言などで補足してもらった。
日本では、戦後66年間、直接的に戦争に関わる事がなかったのは、間違いなく憲法と9条のおかげ
しかし、世界ではベトナム戦争での枯れ葉剤により、多数の障害者が生み出された。仕掛けた側のアメリカの兵隊たちにも、同様の障害があった。その後のイラク戦争やアフガニスタン侵攻でも、帰国後にPTSD(心的外傷ストレス障害)を発症する人が後をたたないという。
今も昔も最前線にたたされるのは、貧しい人たち・・・
日本国憲法が、日本が戦争をしないというだけでなく、全世界の国民が平和に生存する権利を有することを謳っている意義は大きい。あらためて、憲法の意味を考える機会になりました。
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