野田首相:今年の自分あらわす漢字は「決」
毎日新聞 2012年12月12日 21時23分(最終更新 12月12日 21時40分)
野田佳彦首相は12日、今年1年の自分をあらわす漢字1字に「決」を選んだ。京都市内で記者団に語った。
首相は、選んだ理由について「首相になって国論を二分するテーマと向き合って、立ち向かってきた。動かすのは決断と思った」と説明。「さまざまな困難な政治決断をしてきた」と振り返った。大変だった政治決断としては、税と社会保障の一体改革を挙げた。
今年の漢字に「金」が選ばれたことについては「オリンピック、パラリンピックの日本人選手の活躍や山中教授のノーベル賞受賞とか、日本人が頑張って1等賞を取った。国民に元気を与えたという意味では、金というイメージがある。分かるような気がする」と述べた。【阿部亮介】