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ノロウイルス 旅館の調理担当者から12月7日 21時18分
修学旅行で京都を訪れていた盛岡市の高校生35人が下痢やおう吐の症状を訴えて病院に運ばれ、京都市は、高校生たちが泊まっていた旅館で調理を担当した従業員からノロウイルスが検出されたことなどから、この旅館の食事が原因の集団食中毒と断定し、3日間の営業停止処分にしました。
京都市によりますと、修学旅行で京都市東山区の旅館「花楽」に宿泊していた岩手県立盛岡第一高校の生徒が、7日未明から相次いで下痢やおう吐などの症状を訴え、35人が病院に運ばれました。
京都市保健所によりますと、旅館で調理を担当していた従業員4人からノロウイルスが検出されたほか、生徒たちが共通して取ったのは旅館の食事だけだったということです。
このため京都市保健所は、この旅館の食事が原因の集団食中毒と断定し、旅館を7日から3日間の営業停止の処分にしました。
盛岡第一高校によりますと、1年生168人と引率の教員8人が5日から京都を訪れていて、保健所では生徒たちが一緒に取った食事を詳しく調べて原因を特定することにしています。
同じ旅館には、岩手県の花巻南高校の159人も今月3日と4日に宿泊しましたが、高校によりますと生徒や教員合わせて60人が5日以降、同じような症状を訴えているということです。
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