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ラオスからの実習生 淡水魚の養殖学ぶ12月6日 15時56分
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海のないラオスからの実習生たちが、同じく海のない群馬県の水産試験場を訪れ、川や湖で魚を育てる養殖技術などを学びました。
この実習は、東南アジアの内陸国ラオスの水産業に役立ててもらおうと、JICA=国際協力機構と群馬県が企画し、先月末から、ラオスから招かれた実習生が水産業を学んでいます。
6日は、実習生3人が前橋市にある群馬県水産試験場を訪れ、川や湖などの淡水で魚を育てる「内水面漁業」を学びました。
実習生たちはアユの稚魚を育てている水槽の前で、水産試験場の担当者から、機械を使って自動で餌を与えていることや、水温などを適切に保っていることについて説明を受けていました。
ラオスの実習生は、「餌やりのしかたや水温のはかり方を学べてよかったです。ラオスで水産業の発展に貢献したいです」と話していました。
群馬県水産試験場の小林保博さんは、「群馬県もラオスも海がありません。今回学んだことを持ち帰り、生かしてもらいたい」と話していました。
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