（Ｃ）川原 礫/アスキー・メディアワークス/SAO Project
（概要）
2024年11月。第七十五層のボス≪スカル・リーパー≫攻略戦は想像を絶するものとなった。
転移結晶が無効化された空間で、次々と命を散らしていく歴戦のプレイヤーたち。
辛うじて≪スカル・リーパー≫を撃破したものの、
多大な犠牲を支払った≪攻略組≫の面々の表情は暗い。
この先の攻略の厳しさを予感し、
打ちひしがれる彼らをヒースクリフは静かに見守る
さて第75層のスカル・リーパー攻略
第14話もアツイバトルが見れるのかな？
って思っていたらアバンでスカル・リーパーさん
きれいな結晶となって砕け散ってくれちゃいました＾＾；
見ている方からするとあっけなく終わってしまったスカル・リパー攻略ですが
攻略組の退場者の数は半端なく多かった。
ここで散っていった仲間は14人
あと1/4もフロアが残っているのにこの惨状
本当にクリアできるのか？
という絶望感がこの場を支配していく。
そんな絶望感が襲うフロアでひとり立つヒースクリフ
このフロアを上から見つめているような...
そんなヒースクリフを見てキリトが固まる
そしてとある疑念が強まっていく。
その疑念を確かめるべく行動を起こすキリト。
ヒースクリフに気づかれないように剣を握り
そしてヒースクリフ目掛け突進！！
そのまま味方であるヒースクリフに攻撃を炸裂させるキリト
そんなキリトの不意打ちを受けたヒースクリフは防御姿勢も取れぬまま
キリトの攻撃を受けたかに思えたがここでありえないことが起きる。
キリトの攻撃はヒースクリフまで届かず何かにはじかれてしまう。
それと同時にとあるシステムメッセージが表示される。
「Immortal Object」
そうそれは見覚えのあるメッセージ
ユイちゃんのときにも出たあのメッセージです。
「Immortal Object」
（システム的不死）
このメッセージをみたアスナちゃんは呆然と固まる。
そしてこの場にいた攻略メンバーもそのメッセージに激し動揺する。
意味がわからないアスナちゃんはヒースクリフに事情を問うが答えず。
なのでキリトが言う。
この男は茅場晶彦と。
正体を見抜かれた茅場はどうしてわたしの正体がわかったのかキリトに問う。
それに対してキリトは最初に疑念を抱いたのは
デュエルのときで最後の一瞬あんたはあまりにも早すぎたと。
その言葉に茅場もあのは痛恨事だったと認める。
キリトの動きに圧倒されて思わずシステムのオーバーアシストを使ってしまったと。
その上で茅場はあらためて自分が茅場晶彦とここで名乗る。
そして君たちを最上階で待つはずだったこのゲームの最終ボスであると。
この衝撃発言にこの場にいるみんなが慄く。
「最強のプレイヤーが一転最悪のラスボス」
茅場はなかなかいいシナリオだろとラスボスらしく微笑み
そしてキリトに言う。
最終的に私の前に立つのは君であると予想していたと。
それは二刀流スキルはすべてのプレイヤーの中で最大の反応速度を持つ者に与えられ
そのものが魔王に対する勇者の役割を担うはずだった。
だが、君は想像以上の力を見せた
それがこのいまの展開にもつながったんだろうと。
さてここで茅場はシステムを使ってキリト以外を麻痺させ言う。
予定を変更して最上層で君たちを待つことにすると。
でもその前にわたしの正体を見事見破ったキリトに報奨を与えると。
いまこの場でわたしと1対1で戦ってわたしに勝てたら君の勝ち
ゲームはクリアされみんな解放される。
もちろんわたしの不死設定は解除すると。
この挑発に怒りがこみ上げてくるキリト
いままでのことがいろいろいと脳裏を駆け巡る。
そんなキリトに対してアスナちゃんが口を開く。
「ダメよキリトくん。いまは引いて。」
でもいまここで引くわけにはいかない。
キリトは茅場の申し出を受け入れることにする。
「死ぬつもりじゃないんだよね？」
不安な気持ちをアスナちゃんに襲う。
そんなアスナちゃんにキリトは
「必ず勝つ。勝ってこの世界を終わらせる」と。
こうして迎えた最終バトル。
戦いを始める前にキリトは万が一のことを考え茅場にお願い事をする。
「簡単に負けるつもりはないがもし俺が死んだら...
しばらくでいい。アスナが自殺できないように計らってほしい。」
そのお願いを飲む茅場
その言葉にアスナちゃんは悲痛の声をあげる。
これでキリトは心おきなく戦えるでしょう。
バトルを前にして茅場はキリトの目の前で不死設定を解除する。
が、ここでスタッフさん痛いミスをしてますよ＾＾；
「Chaged into Immortal Object」ってなによ。
Chagedはnが抜けてしまってるし
Changed into Immortal：不死に変更ってなに＾＾；
Immortalじゃなくてmortalでしょ。
茅場との剣を交えるときがここに再び
今度はデュエルでなく本当の殺し合い。
「俺はこの男を殺す！！」
アスナちゃんがキリトの身を案じて声を張り上げるかな殺し合いがついにはじまる。
二刀流スキルをデザインしたのは茅場
システム上で設定された連続技はこの男には通じない。
だからソードスキルに頼らず自分だけの力で倒すしかない！！
そう心に強く念じながら剣を次々と繰り出していくキリト
だが、茅場にはその剣が全く届かない。
茅場に難なく剣を受け止められ次第に焦っていくキリト
そんなキリトは状況を打開するために
ここで使ってはいけないシステム上の連続技を思わず使ってしまう。
それを待っていたのが茅場
キリトがシステムの連続技に頼ったところで
にやりと微笑む。
その笑みに気づいたキリトですがもう手遅れ
激しく繰り出される連続技
それは茅場が設定したもの
そんな技が茅場に効くわけもない。
難なく茅場はキリトの攻撃をしのいでいく。
そしてその攻撃の最後で
リズベットに鍛えてもらった剣・ダークリパルサーが折れてしまう。
システムに頼った連続技を繰り出してしまった時点でキリトの負けは確定していたようなもの
それはキリト自身も分かっていた。
だから剣を繰り出している途中でキリトは
心の中でアスナちゃんにあやまり
アスナちゃんだけは生きてと願ったのでしょう。
連続技を防がれたキリトに待っていたのは
茅場の反撃の一撃。
連続技を繰り出したあとなのでキリトにこの攻撃を防ぐ術はない。
そんなキリトを守るべくここでなんとアスナちゃんがキリトの前に！！
そしてそのままキリトを守るために
茅場の攻撃をもろにうけてしまうアスナちゃん
そのアスナちゃんのHPはこの攻撃で一気に0になってしまう。
まさかのアスナちゃん退場。
ヒロインがここで消え去ってしまうなんて・・・
「ごめんね...」
「さよなら。」
アスナちゃんはキリトの腕のなかで
無数の眩い結晶の破片となって散る。
アスナちゃんの死に激しく動揺するキリト。
そんなキリトはアスナちゃんの剣を握り
アスナちゃんの命を奪った茅場に攻撃を仕掛ける。
が、アスナちゃんを失ったショックでキリトの攻撃はなんとも情けないものだった。
そんなキリトを憐れむような目で見る茅場
キリトの剣を吹き飛ばし
キリトのからだに剣を突き刺す。
深く突き刺さった茅場の剣
容赦なくキリトのHPを奪っていく。
そしてHPが尽きキリトに「YOU are dead」の文字が表示されてしまう。
ヒロインに続く主人公の退場
こんなんではこのあとの物語が成り立たなくなってしまうので
何か起こるのだろうと思っていたら
ここからキリトが頑張っちゃいます。
アスナちゃんの言葉が脳裏に浮かぶキリト
「信じてるよ。キリトくん...」
アスナちゃんへの想いを胸にひと踏ん張り
剣を強く握り締めそのままその剣を茅場に突き刺します。
茅場はそのキリトの剣を防ごうとすれば防げたのにそれをあえてせず
キリトの剣を受け入れ自らその命をここで閉じる。
最後に見せた茅場の笑み
茅場はこういう展開を望んでいたのかな？
システムを超えた事象・奇跡が起こることを。
茅場との決着をつけたキリトはアスナちゃんのレイピアを見つめながらつぶやく
これでいいかい？
そのキリトの言葉に返事するかのように
アスナちゃんのレイピアが輝きます。
そしてキリトを包み込んでいく光
そのままキリトは無数の結晶となって粉々に。
そして茅場もここで散る。
砕け散った結晶がアインクラッドの世界の空を舞う。
その光景を見つめるリズベットちゃんにシリカちゃん
そしてシステムの声が響く
11月7日14：55
ゲームはクリアされました・・・
茅場と刺し違え死んだキリト
そんなキリトが目を開くとそこは一面眩い世界がひがっていた。
キリトはここはどこ？と思う。
死の世界？
それにしてはSAOの世界の自分と身なりが一緒
そしてウィンドウもちゃんと表示されるがいつもと表示が違う。
表示されたウィンドウには「最終フェイズ実行中54％」と表示され
その％が上がっていっている。
そんなとき背後からアスナちゃんの声が聞こえる。
「キリトくん？」
キリトが振り向くとそこには自分を守って死んだはずのアスナちゃんが立っていた。
キリトはアスナちゃんに向かって
「ごめん。俺も死んじゃったよ。」と。
アスナちゃんは「バカ」
と優しい声でつぶやきキリトに抱きつきます。
そしてアスナちゃんとキリトは唇を重ね合わせる。
けどなんでこのアニメはキスシーンを省くわけ？
感動のシーンなんだからキスシーンもちゃんと描こうよ。
省く意味がわかりません。
寸止めみたいな描写は反対です！！
さてここがどこかわからないふたりですが
二人の眼下には崩壊していくアインクラッドがあった。
崩壊して光景の中にふたりはとあるものを見つける
それは甘い新婚生活を過ごしたあの家。
そんな家も崩壊していく。
その光景にふたりとも表情が沈んでしまいます。
そんなとき隣から声が聞こえてくる。
「なかなかの絶景だな。」
キリトとアスナちゃんが横を向くとそこには茅場が立っていた。
茅場の姿に驚くふたり。
その茅場はふたりに言う。
いまゲームがクリアされたことによりデーターの消去が行われれている。
あと10分ほどでこの世界のすべてが消滅すると。
となると気になるはプレイヤーの生死
ゲームがクリアされた時点で生き残っていたプレイヤー全員の
ログアウトが無事完了したことも明かす。
ただ死んだものは生き返らないと。
ここでキリトは茅場になんでこんなことをしたのか問う。
「現世界のあらゆる枠、法則を超越した世界を創り出すことだけを欲して生きてきた。
そしてわたしは、わたしの世界の法則をも超えるものを見ることができた。」
とキリトの質問に答える茅場。
だからキリトの最後の攻撃を茅場は受け入れたんですね。
自分の世界の法則をキリトが超越したから。
そんなキリトに茅場は自分が子供の頃から信じていたことを話し始める。
その茅場の話しに共感するキリト
そして茅場は立ち去り際に言う。
「ゲームクリアおめでとう。キリトくん。アスナくん。」
茅場が立ち去り
眼下のアインクラッドも完全崩壊。
この世界にいま存在しているのは
キリトとアスナちゃんのふたりっきり。
そんなふたりっきりの世界で
再び唇を重ね合わせるふたり
ここの遠めのアングルではっきりしたキス描写はなし
ため息が出ちゃいますよ＾＾；
ここでアスナちゃんはキリトに本当の名前を教えてと。
桐ヶ谷和人。たぶん先月で16歳
きりがや・・・かずとくん。
年下だったのか。。。
わたしはね
結城明日奈。
17歳です
結城明日奈・・・
アスナちゃんの名前を心の中で何回も刻み込むキリト
その名前を一生忘れないように。。。
そんなキリトはもとの世界に返してあげると約束したのに
もとの世界に帰してあげれなかったことを涙を流しながらアスナちゃんに謝ります。
そんなキリトにアスナちゃんはキリトの手に自分の手を添え優しい声で言う。
いいの・・・いいんだよ。
わたし幸せだった。
和人君と会えて、一緒に暮らせて。
いままで生きていちばん幸せだったよ。
ありがとう。
愛しています。
その言葉にキリトはアスナちゃんをおもいっきり抱きしめ
アスナちゃんも大好きなキリトくんを抱きしめる。
最期のときを迎えるまで抱きしめ合い続けるアスナちゃんとキリト...
そんなふたりを世界崩壊の光が包み込んでいく。。。
さて茅場に倒され死んだはずのキリトですが病室で目覚める。
そこはアインクラッドの世界でもなければ死後の世界でもない。
現実世界の病院の一室。
目覚めたキリトはすぐにアスナちゃんのことを思う。
自分がこうして目覚めたのであれば
アインクラッドで愛し合った彼女も無事なはず。
アスナちゃんにいますぐ会いたい。
そんな衝動に駆られたキリトはベットから立ち上がり病室を出る。
向かうはどこにいるかもわからないアスナちゃんのところ。。。
第14話はアインクラッド編の最終話
そんなわけで特別ED仕様となってります。
さてこのラストシーンでえっ？
ってみんな思ったと思うんですよね。
2年間寝ていた人が支えがあったとしてもすぐに歩けるわけないじゃないですが＾＾；
ラストシーンでこういう凡演出はやめてもらいたいものです。
気分が冷めてしまいますから。
さて次回からは新章フェアリィ・ダンス編に突入です！！
本編終了後に番宣もあったし気分が高まっちゃいました。
可愛らしい巨乳新ヒロインがご登場ですよ♪
あとユイちゃんも可愛らしいし
早く来週にならないかな。
次回
第15話「帰還」
【提供画（エンドカード）】
第14話のエンドカードは白身魚先生です。
（Ｃ）川原 礫/アスキー・メディアワークス/SAO Project
そこ突っ込むと、２年間、ナーブギアを解析、解除できない技術者、科学者もどうかと思うしね。
それに、目覚めたキリトの病院服の下はオムツだな、と考えも飛んでしまうｗ
とちあえず、半端な現実感じさせてしまう作品だけど、その辺は無視して楽しんだほうがいいでしょ。
いい最終回だった^^