はじめまして、今回の講師を務めさせて頂く
守岡英樹と申します。

いきなりこんな事を言うと、
いやな奴だと思われてしまうかもしれませんが・・・

私はせどりで稼げないという理由が、
全く理解できないのです。

だって、普通にやれば誰でも稼げるのが
せどりの良いところですよね・・・？

私はせどり歴10年、月商では1000万円（粗利30～40％程度）を
稼いでいます。

特にアマゾンの評価はすでに18000を越え、
個人レベルの評価数としては日本でも間違いなくトップレベルだと思います。

今まではどれだけ頼まれてもそのノウハウを公開することはしませんでした。

中には100万円払ってもいいから教えてくれという人もいましたが、
その教えている時間でそれくらいの金額を稼ぐことは十分可能なので、
メリットよりデメリットの方が大きかったからです。

ところが、ひょんなことから
なぜか私のノウハウを使って、3人の方を稼がせるという展開になりました・・・

福田「い、今なんて言いました！？」

私は、カッ！と、目を見開き、
相手の鼻先２センチの距離まで近づき、
鬼の形相で聞き返した！

モーリー「いや・・・だから、
　　　　　逆に月商１００万円すら稼げない人って、
　　　　　なんで稼げないんでしょうか？
　　　　　私には本当に分からないんですよ・・。
　　　　　福田さんは何でだと思いますか・・・？」

私は、この目の前のアゴ髭の男の言葉に怒りが頂点に達していた！

仮にも、私は「せどりで誰もが稼げるようにしたい！」と考え続け…
その答えを「ツール」に求め、開発を続け…

そして最終的には「PRICE CHECK」というサイトを作り、
それを無料開放することによって、
一人でも多くの人が稼げるようになるお手伝いを続けている。

しかし、それでも、
私の所には毎日のように『どうやったら稼げるようになりますか？』という
悲痛な相談者が絶えないのだ。

それを・・・

この男は、平然と
「１００万円すら稼げない人って、なんで稼げないんでしょうか？」
と、抜かすのだから、こちらも穏やかではいられない！

しかし、私は怒りと殺意を必死に飲み込み、更に突っ込んで聞くことにした。

福「いや！だって、ホラ、仕入れる商品をリサーチしたりするのに
　　色々と目利きの問題とかあるじゃないですか！？」

私は、いきなり核心を突く「目利き」の話をした。

すると、この目の前のアゴ髭男は、事も無げにこう言い返してきた。

モ「え？目利きですか？う～ん・・・。
　　もちろん、商品知識はあるに越したことはないですけど
　　そんなものなくても月商１００万円程度なら、全然稼げますよね。」

福「え！？
　　じゃあ、具体的にどうやってリサーチすれば良いんですか？」

モ「あ、リサーチ方法ですか？
　　色々あるんですけど・・・そうですね～。」

と、言うと彼は
Panasonicの「レッツノート」を開き、

パチパチとキーワードを打ち込み始めた。

そして２分後に、
そのパソコン画面を私の方にクルリと向け、

モ「例えば、Amazonからリサーチするなら、
　　まず、この販売者の屋号を見るんですよ。ココですね。

　　で、この新古品専門店とか書いてあるのは、
　　「新品せどり」してる人って容易に想像出来るじゃないですか？

　　で、次にココ見てくださいココ。
　　ココで、この人の出品物を全部チェック出来るので・・

　　そうしたら、
　　このサイトと、このサイトで、その商品を見ていくと・・ホラ！
　　大体どこで仕入れているかあぶり出されますよね？」

福「ちょ、ちょっと待って下さい！え！仕入先まで分かっちゃうんですか！？」

モ「まぁ、完璧ではないですし、リアル店舗だとさすがに分かりませんが、
　　出品者が電脳せどりをしていれば、かなりの確率でそれは分かりますよ。

　　仕入れている商品と、仕入先さえ分かっちゃえば、
　　あとは、その商品を真似して仕入れればいいだけです。

　　これくらいだったら誰でも実践出来ますよね？
　　あ、これ「楽天市場」で安く買えますね。
　　これで利益は３０００円くらいは出ると思いますよ。」

と、説明しながらの流れで、目の前で次々と購入していく。

福「ぐ、ぐむぅ・・・、
　　ちなみに、守岡さんって月商１０００万円って言っていましたが、
　　やっぱり今、流行りの輸入とか、輸出とかもやってるんですか？」

モ「いや、私は国内せどりオンリーですね。
　　だって、そんなことしなくても十分稼げるし、
　　今の月商１０００万円だって、あえて抑えてるだけですから。

　　時間さえもっと使えば、まだまだ、いくらでも稼げますよ。
　　でも、あんまり忙しいのもイヤですから。」

福「つまり、作業時間さえ増やせば無制限に稼げると・・・？」

モ「そうですね。今でもリサーチにかける時間は大体１５分ってとこですから。
　　まだまだ伸び代はありますよね。」

福「え！？たったの１５分！？」

モ「そうですよ。
　　だって、チェックする所なんて決まってるんですから。
　　あと、ここに登録すれば、自動的にメールで教えてくれるし、
　　ヘタしたら１５分もかかってないですね。」

私は、にわかには信じられなかった・・・

しかし、目の前でテキパキと実演を続ける、
このアゴ髭男爵の言葉に嘘偽りがないことは、今や誰よりも私が知っているのだ。

その時の様子を動画に収めたので、
是非、ご覧いただきたい。

あなたも、まるで「世にも奇妙な物語」の主人公になってしまったような
錯覚に陥る事だろう。

私が主に仕入れに使っているのは、
・国内ネット仕入れ（ヤフオク・Amazon・ネットショップ等）
・国内店舗
の２つです。

その売り上げ比率は
ネットと店舗で、おおよそ７：３の割合です。

ネットにはネットの良さがありますし、
店舗には店舗の良さがありますが、

私の方法では、
どちらか一方でも仕入れが出来ると、
もう一方でも活かせるようになります。

そのため、まずは一方に集中することをおすすめしたいので、
今回のスクールでは、
最初にネットのヤフオク仕入れを中心にお伝えします。

なかなか稼げない方って、
幅広く色々な場所で、色々な商品をリサーチしていることが多いんです。

いろいろな商品をリサーチするあまり、
深く見ることが出来ずにその時の表面的な部分でしか
判断できていないんです。

そして、表面的なリサーチしか出来ないと
いつまでもその場その場で、常に新しい商品を探し続けなければならないので、
全然落ち着かないし、安定しない。

これは、本当にもったいないです。

このあと、後半で出てきますが、
私がよく教えているのは、
特定のジャンルに絞り込んで深くリサーチをすることです。

そうすることによって、
価格の変化や、新規で出品されている商品（店舗なら新しく入荷した商品）に
気がつきやすくなります。

これが、
深く商品を見ることの第一歩です。

ヤフオク仕入れでは、
私は１日１５分でリサーチを終えます。

なぜなら、
見るべきポイントが分かっているからです。

その見るべきポイントというのは
決して多くはありません。

たとえば一例を挙げると、

・この販売者は高く出品しているので見ない
・この商品は売れないから見ない
・この商品はいくらまでだったら仕入れる

などです。

こういった条件で、
毎日１５分ずつ同じ商品のヤフオク出品リストを
見ていきます。

ちなみに、ヤフオクの出品リストは、
「お気に入り（ブックマーク）」に登録できるので、
何度も同じ商品を調べたい場合には、
登録しておいてそこから開くと早いですよ。

これらを毎日見ていくことで、
私は仕入れる商品をリサーチをしています。

私は、同じ画面を毎日繰り返し見続けて、
どこを見れば利益が出る商品が見つかるのかを
分析しました。

そして、今回のスクールでは、
そのポイントとなる部分を見つける方法を
ある程度広いジャンルに応用可能にして、
あなたにお伝えします。

ですが、

「そうは言っても、
仕入れる商品を見つけられる自信がない・・・。」

と、いう方がいらっしゃるという話も耳にします。

いろんな教材を買って実践しても
なかなか稼げる商品が見つからないと言って、
挫折してしまう人が多いようです。

そこで、PRICECHECKの福田さんにお願いして、
特典として「PRICECHECK 月間検索キーワードＴＯＰ１０００」
というものを提供して頂くことができました。

これは、
せどらーさんからしたら、
考えられないくらいのお宝です。

そして、脅威に感じるせどらーさんも
多いと思います。

なぜなら、
せどらーさんがよく検索するキーワードというのは、
利益の出る商品が見つかる可能性が高いので、
ある意味、これはヒントと言うよりも限りなく答えに近いのです。

ただ、これは自転車で言えば補助輪のようなものです。

モーリー式で実践を続けていれば、
自然に自分でキーワードを探せるようになりますので、
ご安心ください。

そして、
これは多くのせどらーさんが犯しているミスなのですが、
仕入れる商品を探すのにリサーチした結果の使い方が
非常にもったいないです。

たとえば私は、
一度売れた商品はもちろん、
リサーチしている中で利益がギリギリとれない商品も、
内容を保存して活用しています。

ギリギリ利益が取れないということは、
逆に言えばさらに下の値段で仕入れることが出来れば
利益が取れる可能性が高いということです。

こういった商品も、
先のようにお気に入りに登録しておいて、
何度も調べていくことでリサーチの対象をさらに広げています。

このような事例はまだまだあるのですが、
要するに何が言いたいのかというと、

他のせどらーさんが取りこぼしているような部分を
しっかりと取っていく事が重要だということです。

稼げていないせどらーさんは
私から見ていると、リサーチ結果というせっかくの宝物を
捨てているように見えてしまいます。

私が教えるからには、
一度調べた結果を骨の髄まで活用してもらいます。

ノウハウ部分は、スクールの本編でお伝えするとして、
そろそろ話をもとに戻しましょう。

こんなにポンポンと見つかるものなのか？？？

その後も無限に出てくる縦横無尽な仕入れテクニックの数々に
数時間後には、すっかり私も「あれ？なんで「せどり」で稼げない人がいるんだろう？」
と、洗脳されてしまっていたほどだ。

私の目の前で奇跡を起こし続ける男の名前は
守岡英樹。通称モーリー。

きっと、あなたも、この守岡さんこと、モーリーの話を聞いたら、

「あれ？私、今まで、なんで稼がなかったの？」

と、思うことだろう。

ご挨拶が遅れまして申し訳ございません。

私は、現在「PRICE CHECK」というサイトを運営している
株式会社カプセルZ　代表の福田和輝と申します。

「PRICE CHECK」は、
「せどり」や「転売」をしている方なら、
一度は目や耳にしたことがあるかもしれません。

もし、まだご存じない方は、無料でお使い頂けますので、
もしよろしければ一度、ご覧ください。

「神ツール」と評される事もあるほど、せどらーの方には重宝されています。

サイトのURL：　http://so-bank.jp/

さて、
今回、私は、モーリー主催の「モーリー式国内せどりスクール」の
後方支援をさせて頂いております。

今までは「PRICE CHECK公認」というのは、
どれだけ頼まれてもお断りしていたのですが、
今回は私の方からモーリーに声をかけさせて頂きました。

理由は３つ。

そもそも、私と、モーリーとの出会いは、
私のセミナーにモーリーが参加してくれた所から始まりました。

まるで初老のような落ち着いた雰囲気を出しているモーリーを見て、

福「あ、今日はありがとうございます。」

と、私が愛想笑いをふりまきながら話しかけた際に、

紳士的な態度で

モ「PRICE CHECKをいつも使わせて頂いています。ありがとうございます。
　　おかげ様で月商にして１０００万円以上稼いでいます。」

と、お礼を言われたのが最初の出会いでした。

せどりで月商１０００万円稼いでいるという人に会ったのは２人目でしたが、
彼の恐ろしいところは、アルバイトを使わずに、たった一人で
それだけの金額を稼いでいるというところです。
（たまに奥さんが手伝ってくれるらしい。）

とにかく偏執的に、効率化を図る変人でもあります。

さて、ここでモーリー本人にバトンを渡しましょう。

それでは、
自己紹介は先程させて頂いたとおりですので、
私が今日に至るまでのお話をさせて頂きたいと思います。

まず、私はせどり歴10年の専業せどらーです。

実績としては、
2011年に月商1000万円稼ぎました。

私が今までに売ったものは、
本、ＣＤ、ゲーム、ＤＶＤ、フィギュア、福袋、チケット…
本当に数多くのものを売りました。

ヨドバシカメラでプラズマテレビ、
秋葉原の家電量販店でハードディスクを仕入れて、
ヤフオクで売ったこともあります。

私はキャリアだけでなく、活動も豊富だと自負しております。
せどりの経験は国内だけでなく、海外も経験しています。

活動期間は決して長くはありませんが、
輸入ビジネス、輸出ビジネスをやりました。

輸入ビジネスでは、
ヤフオクのあるカテゴリで、売り上げが１位になったこともあります。

そのノウハウを生かし、現在進行形でネットショップも運営しています。

しかも、物販ビジネスの活動はオンラインだけでなく、
オフラインも経験しています。

もちろん、雇われではなく株式会社の代表取締役として活動していました。

キャリア、実績　＝　優秀な指導者

とは一概には言えませんが、

私はアマゾンの評価が18000以上、ヤフオクの評価が750以上あるので、
人よりも多くの物を売ってきたと自負できますので、
私にしか伝えられないノウハウを教えることができると思います。

この10年の間で、
成功もあれば、たくさんのミスもしてきました。
酸いも甘いも経験しています。

私がせどりを始めたのは、今からおよそ10年前ですが、
それ以来、「せどり」の魅力に取り憑かれ、
気がつけば、一人で月商１０００万円を突破し、
今は、「せどり」だけで、自由な生活を満喫しています。

今回、福田さんからの、やや強引な誘いに乗ることになり（笑）
今まで、誰にも伝えて来なかったノウハウを全て
出し惜しみすることなくお伝えすることになりました。

で、とりあえず３人のモニターの方に指導したのですが・・・

その経緯は、また福田さんの方から。

だいぶ、お酒が入った頃に、私は、
あえて意地悪な質問をぶつけてみる事にした。

福「それだけ自信があるってことは、
　　モーリーのノウハウなら初心者でも誰でも、
　　カンタンに稼がせることって出来ると思う？」

、と。

すると、モーリーは表情１つ変えずにこう言った。

モ「もちろんです。
　　逆に稼がせられないというのは、まずあり得ません。
　　私の言った通りやれば誰でも稼げますから。
　　ただし、限度額まで20万円以上余裕のあるクレジットカードを
　　持っている事が最低条件ですけど。」

と、返してきた。

必要な条件は、
「限度額まで20万円の余裕のある」
クレジットカード１枚。

それのみ。

福「え？他に条件とかないですか？
　　例えば、土日休みの人とか。」

モ「いえ、必要なのは限度額まで
　　20万円の残高があるクレジットカードのみです。
　　それさえあれば、まず稼がせる事ができます。」

福「なぜ20万円の限度額が残っているクレジットカードなんですか？」

と聞くと、彼は面白い例え話をしてくれた。

モ「せどりって、他のネットビジネスと違って
　　動力がゼンマイ式のチョロQみたいなものなんですよ」

福「チョロQっていうと、あの子供のおもちゃの？」

モ「そうです。
　　あれって、前に進む為には、まず後ろに引いてゼンマイを巻いてから、
　　引いた力の何十倍もの動力で前に進みますよね？」

福「はぁ・・・。」

モ「せどりも同じで、
　　まず最初に後ろに引かなければ前には進めないんです。

　　つまり『最初に、いくら仕入れられるか？』
　　これがノウハウやテクニックと同じくらい・・・
　　いや、それ以上に重要なんです。」

福「つまりマインド部分ってことですか？」

モ「そうとも言いますが、
　　マインドってほどのものではなく
　　月商100万円までの通過儀礼みたいなものです。

　　だから、私が教えるなら、
　　まず初月の目標は10万円使い切ることです。」

福「なるほど・・でもなぜクレジットカードなんでしょう？
　　10万円の資金は、現金じゃダメなんですか？」

モ「もちろん、現金でも構わないのですが、
　　その場合は、同じ売り上げを目指すにしても、
　　単月で利益を出すことを考えないといけないので、
　　そうすると、最低でも３倍の30万円の資金がなければ、
　　すぐに資金がショートしてしまいます。

　　せどりで倍々に売上を伸ばしていくコツは、
　　『支払い』をいかに先に伸ばして、『入金』をいかに早くしてもらうか？
　　これだけですよ。

　　そもそも現金で仕入れるメリットって、せどりの場合は１つもないんですよ。
　　例えば・・・」

そう言うと、焼酎のロックを少し飲んだ後に、またしても
レッツノートを取り出し、カタカタと何かを打ち込み始めた。

こちらは、だいぶ酔っ払っているのに、モーリーは顔色１つ変わっていない。

モ「ホラ、これ見てください。」

と、見せてくれたものは「キャッシュフローの計算表」だった。

モ「これを見てもらえば分かりますが、
　　クレジットカードで仕入れれば支払いまで２ヶ月の猶予があります。

　　つまり１０万円分仕入れても
　　自分の財布からは１円も出費していない訳です。
　　「せどり」では単月の利益よりも、いかに現金を残すか？
　　これが一番重要ですからね。」

福「でも、それはお金を借りてるだけで、
　　２ヶ月後には支払わなければいけないんですから、
　　結局、同じ事じゃ・・？」

モ「全然、違いますよ。
　　例えば、現金仕入れの場合はキャッシュフロー的には、
　　マイナスからのスタートになりますが、
　　こちらのクレジットカードの場合はキャッシュフローは
　　プラスからスタートということになります。」

福「おぉ！確かに！
　　いきなり持ち出し０円なのに、銀行残高は増えている！！」

モ「そうです。
　　分かりやすく言うと、銀行通帳から先にお金が出ていくのと
　　銀行通帳に、初月から入金額がドンドン刻まれていくのとでは
　　全く、意味が違いますよね？」

福「うーん、確かに難しい事を抜きにしても、
　　気分的にも儲かっている実感があって良いな～。」

モ「あ、その儲かっている実感。実はそれも、大切な要素です。
　　よくモチベーションが下がるとか言って挫折する人いるじゃないですか？

　　あれって、儲かっている実感がないから続かないんです。
　　儲かっていたら、面白くて逆に作業を止めることが困難ですよ。
　　だから、先に儲かっている実感を持つというのは
　　行動原理的にも理にかなっています。」

福「それは、スゴイ良く分かりますね。」

モ「ですよね！？
　　私なんか、今はわざと「作業時間」を減らしています。
　　これを強く、意識しないと４６時中パソコンにかじりついて、
　　いつまでもエンドレスでやってしまうんで・・・。」

福「あぁ、それは分かります。
　　自分も最初にヤフオクで稼げた時は嬉しくて、
　　もう寝る間も惜しんで作業していましたから。」

モ「まぁ、極論、この儲かっている実感さえ味わってもらえれば
　　後は、自然に稼げるようになりますよ。」

モーリーは、ビールを飲み干し、
おかわりを注文した後、

いつも通りのポーカーフェイスに戻り、
話を続けた。

モ「ちなみに、クレジットカードの限度額の引き上げをする方法も
　　知っています。」

福「え！？限度額って引き上げられるんですか？」

モ「もちろん、100％ではありませんが、
　　意外とカンタンに引き上げてもらえますよ。
　　これで、例えばカードの限度額が５０万円ともなれば、
　　月商100万円なんてもう達成したも同然です。
　　クレジットカードだとポイントが付きますし、
　　これも意外とバカに出来ないんですよ。」

福「なるほど。なんかカンタンに稼げそうな気がしてきましたよ。」

モ「いや、稼げそうじゃなく、どうやったって稼げますよ。」

と、相変わらず自信満々のモーリーの話を聞きながら、私の中に
ある構想が芽生えていた。

福「守岡さん、ちょっと相談なんですけど・・・
　　そのモーリー式って感じのせどりノウハウを、
　　ウチのお客さんに教えて頂くってわけにはいきませんか？」

モ「いや～、そういう話は沢山来るんですが、全部断ってるんですよ。」

福「そこを何とかお願いします！
　　正直、毎日のように『稼げません。どうしたら良いでしょう？』という
　　相談が来るので、なんとかしてあげたいんですよね。
　　ちょっと力を貸してもらえませんか？」

と、ダメ元で聞いてみた。

モ「う～ん・・・。福田さんに言われると、いつもPRICE CHECKを
　　使わせて頂いている恩があるだけに断りづらいですね・・・。」

福「そうでしょう！そうでしょう！！恩に感じているでしょう！？
　　ってことで、５人だけならどうでしょう！？」

すると・・・

モ「う～ん・・・。じゃあ３人だったらOKです。」

福「うぉ！マジですか！！ありがとうございます！！
　　ちなみに・・・もしも３人とも稼げるようになったら・・・」

モ「もしも、じゃなくて稼げるようになりますよ。」

福「・・・・。（すごい自信だな。）
　　では・・・全員稼げるようになったら・・・そのノウハウをパッケージ化して、
　　今「せどり」で稼げていない方たちにも伝えても良いでしょうか？」

モ「え！？そういう話なんですか！？」

福「お願いします！！
　　それにモーリーも、10年もせどりやってるわけですから
　　プレイヤーから、教える指導者側に回っても良い時期だと思うんです。」

モ「う～ん・・・・。」

福「お願いします！！
　　せどりで稼げる仲間を増やして、それで飲み会とか旅行とか一緒に行きましょうよ！
　　絶対その方が、新しい楽しさが発見出来ますよ！」

モ「う～ん・・・仲間ねぇ・・・。」

それでも考えこむモーリーに、
私は清水の舞台から飛び降りる覚悟で
プレミアム焼酎の『百年の孤独』のロック（一杯１０００円）を注文した。

すると・・・・

モ「百年の孤独か・・・確かに今まで私は、一人でずっと作業していました。
　　今まで、それを寂しいと思ったことは一度もありませんでしたが、
　　そんな生活を、もう１０年もやっていますからね。
　　新しい事に挑戦する時期なのかもしれませんね。」

福「そうですよ！！絶対にその方が楽しいですって！
　　どんなにうまいプレミアム焼酒でも、
　　みんなと喜びを分かち合って飲む『いいちこ』（リーズナブルな焼酎）には敵いませんよ！！
　　よし！！決まり！！それでは、早速、ウチのお客さんに声掛けてみます！！」

と、やや強引に話をまとめる私に、一瞬困惑した表情を見せたが、
その後、ポーカーフェイスのモーリーが初めて声を出して笑った。

こうして、私と守岡さんは朝まで飲み明かした。

翌日、私は早速モニターを募集した。

なんと２０名を超える方からの参加希望があったのだが
モーリーと相談し、なんとか3人に絞ることにした。

30～40代の女性２名と、20代の男性１名だ。

女性の一人、40代の松井さんは、
唯一「せどり経験者」で、どうしても月商20万円の壁が破れないとのこと。

その為、今回のモニターをきっかけに壁を破って
月商100万円を目指したいと言う。

一つだけ不安材料を上げるとすると
「２人の子持ちで作業時間が相当限られる」
ということ。

その事をモーリーに伝えると

モ「全く問題なし。」

との事だったので、モニターをして頂くことにした。

私としても、彼女は唯一の経験者ということで
一番、すんなり稼げると思っていた。

正直言えば、最低でも一人は確実に成功してくれそうな
人が欲しいという打算的な部分も少なからずあった。

しかし、結論から先に言うと、彼女は、このメンバーの中では
少し出遅れることになる。

そこには実に意外な「原因」があったのだ。

これは真面目な人ほど落ちてしまう落とし穴だった。

私は、彼女の事例によって、
今回、「稼げない人」の最大の要因を発見出来たので、彼女の功績は大きい。

そして、
この事件により「教材史上初のあり得ない保証」を付けることにしたのだが・・・

そして、二人目が２０代の男性の山田くん。

彼は、正真正銘の全くの初心者。

普段の仕事は内装業という「せどり」とは全く関係ない世界の住人だが、
とにかく明るくて、素直な、みんなの弟的な存在だ。

ただ、正直、私は「大丈夫かな？」と一番心配していたのは彼だった。

なぜなら、「闘争心」というか「野心」があまり感じられなかったからだ。
ただただ、ひたすら癒しの雰囲気をまとっている。

友人や仲間として付き合う分には、コレ以上ない位、イイ奴なのだが
「せどり」とは「戦い」「争い」という一面もある。

時には、ライバルを蹴散らしても、競り勝つような闘争本能が必要なのだ。

そこで、彼の優しさが足を引っ張らなければ良いのだが・・・と
心配していたのだ。

しかし、そんな私の予想に反して、
最初に「せどりの器」を広げたのは彼だった。

「せどりの器」とは、私が考えた造語ですが、
せどりで稼ぐ為に最も重要な成功要因だと思っている。

「せどりの器」の詳細については、また後ほど。

そして最後に30代女性の佐々木さん。

ちょうど、
会社を退社したばかりの元有名アパレルメーカーのバイヤーという経歴の持ち主だ。

彼女は、今でこそモーリーに、

モ「あの人は、スゴイせどらーになると思います。」

と、言わしめるほどの才能を開花させる事になるのだが
当初、イキナリ大赤字を出してしまう。

私は、

福「あぁ・・・やはりモーリーが教えてもダメな人はやっぱりダメなのかな？」

と、思ったのだが・・・

彼女は、実に意外な形でV字回復していくことになる。
その理由は、後半で明かしていこう。

ともあれ、この３人のメンバーでの３ヶ月間のモニター期間が始まったのだ。

最初のレッスンは「電脳せどり」ということで、
みなさんにノートパソコンを持ってきて頂いて、
直接指導してもらう予定だった。

さっそくモニターの方３人とモーリーと私で
渋谷の「ルノアール」の会議室へと集合した。

３人とも、最初は緊張していたものの、松井さんのお子さんが
可愛らしい笑顔を振りまいてくれたので、少しづつみんなも慣れていき
非常に和やかな雰囲気の中、ミーティングが始まった。

まず私が改めて今回の趣旨を説明した。

福「今回、お集まり頂いたのはモーリー先生の「せどりノウハウ」の
　　再現性を確認するものです。
　　つまり、本当に稼げるのか？の検証です。

　　もし、皆さん全員が稼げるようになったら、このノウハウをパッケージ化して、
　　一人でも多くの「せどり」で稼げていない人たちに伝えたいと考えています。
　　逆に一人でも稼げない人がいたら、再現性はないものとして
　　お蔵入りということになります。」

と、最初が肝心だと思い、少しプレッシャーをかけるように言うと
モーリーが、すかさずこう言った。

モ「大丈夫です。みなさん、「せどり」なんてカンタンですから。
　　私の言うことさえ聞いて頂ければ、
　　「せどり」だけで生活できるくらい稼ぐことなら楽勝です。
　　っていうか、逆に稼げない理由が分からないくらいです。」

私は、モーリーの自信に満ち溢れた発言には慣れていたのだが、

他の参加者は、あまりの自信たっぷりのモーリーに少したじろいでいたようで
「苦笑い」を浮かべていた。

福「それでは、早速、実践形式で学ぶのが良いと思うので、えーと、
　　皆さん、ノートパソコンを出して頂けますか？」

と、ノートパソコンを開くと・・・

松「あれ？ネットが繋がらない・・・。」
山「あれ？俺もです。。。」
佐「私も・・・」

このルノアールはネットが繋がらなかった・・・。

福「あぁ・・・やっちまった・・・。」

と、私が頭を抱えていると、

モーリーが平然と、

モ「じゃあ、今からリアルのせどりでも行きませんか？
せっかく都内にいますから、ここは宝の山ですからね。」

と、言い出した。

モ「まぁ、リアルも電脳も「本質」は変わりませんから大丈夫です。
これから、私が行っている「聖地」にご案内しますよ。」

こうして、私たちは急遽、秋葉原へと移動することになった。

数十分後、私はメイドの呼び込みの声が、
あちこちから聞こえてくる秋葉原に来ていた。

モーリーは、まっすぐに、
とあるお店に案内してくれた。

正直、それほど大きくないお店で、
あまり商品点数も多くないと
不安に感じていると、

モ「えーと、このお店で、まず最初に見るのは、このガラスケースです。
　　例えば、この「ももクロ」の初回限定版の新品未開封CDですが・・・
　　これは一週間以内に売れて、利益も１５００円くらいは出ますよ。」

私たちは、慌てて「スマホ」を取り出し、PRICE CHECKで価格をチェックした。

全員「ほ、ほんとだ！！」

なんと、１５００円を稼ぐのに、店から到着して５分！！
しかも、同じCDが３枚あったので４５００円！

そして、そこを見終わると、

モ「じゃあ、次のお店に行きますね。」

全員「え！？もう！？」

モ「今日は、あまり時間がないんで、ピンポイントに行きますよ～。」

続いて到着したお店は、
さきほどのお店と違って、少し大きめのお店だった。

そして、
他のコーナーには目もくれずにまっすぐにDVDコーナーへと向かった。

モ「あ、これは３０００円くらい利益が出ますよ。」

と、いきなりのフライングゲット！！

まだ店に入って１分も経ってないんじゃ・・！？

そして、モーリーの即席の講義が始まった。

モ「えー、ここでは「新品未開封」と「中古品」が混在しています。
　　でも、目利きが、まだ出来ない皆さんは、「新品未開封」というシールが
　　貼られているものだけチェックして下さい。はい。スタート！」

一斉に店内に散らばり、スマホでチェックする参加者。

ここで、驚くべき光景が繰り広げられる。

開始から５分後・・・・

松「守岡さん、これってどうでしょう？」

と、松井さんが商品を持ってきた。

一斉に、みんなの視線が松井さんとモーリーに注がれる。

ゴクリ・・・

一気に、店内の空気が緊張感で満たされた。

すると、モーリーは一瞬だけチラッと見て

モ「あ、OKです！それは多分、
　　１５００～２０００円くらいの利益は出ると思いますよ。」

福＆佐＆山「えぇ！？もう見つかったの！？」

私たちは松井さんに駆け寄り、商品を見せてもらった。

そして、それぞれが「スマホ」で価格をチェックすると

福＆佐＆山「ほんとだ！」

本当に１５００～２０００円の利益が出る商品なのだ！

そんなにアッサリ見つかるものなの！？

私も、今回は、見守るだけにするつもりが、つい面白そうなので
モーリーに言われた通りにやってみることにした。

すると１０分後・・・・

福「あれ！？これ、高く売れるんじゃないの！？」

という商品が見つかった。

さっそくモーリーに聞くと、

モ「OKです！それも２０００円以上は利益が出ますよ。」

その後、
参加者全員が、３０分位内に「儲かる商品」を
次々に探し当てることに成功したのだ。

ここで松井さんがタイムアップとなり、この日は解散となったが、
あまりにも、面白いように見つかるのでみんな帰り道は

松「すごい！すごい！」
山「時間が足りない！」
佐「もっとやりたかった！」

と、まさかのネットが繋がらないというハプニングなど
みんな忘れた様子で大興奮で帰っていった。

私は、帰りの電車内でモーリーに、
なぜ目利きも使わずに、いともカンタンに儲かる商品を見つけられるのか
を、聞いてみた。

モ「そうですね。まだ目利きが出来ない時っていうのは、
　　結局、何も取っ掛かりがないので、棚の端からしらみ潰しに探そうとするか、
　　もしくは当てずっぽうで探そうとするんです。」

福「はいはい。それスゴイ良く分かります。」

モ「でも、それだと時間や手間がかかって、
　　その割にはなかなか見つからないから、
　　だんだんイヤになってきて挫折してしまうんですよね。」

福「うんうん。」

モ「だから、ほんの少しだけ取っ掛かりなるようなヒントを教えてあげるわけです。
　　例えば、CDの棚があったら、
　　CDのケースが２枚組とか太いケースに入ってるものだけ
　　チェックして下さい。で、他は無視して下さい。
　　と指示するわけです。」

福「はぁ。」

モ「CDでは「初回限定」や「DVD付き」というものがプレミアが付きやすいんです。
　　で、そういうCDは通常のCDケースよりも太いケースに入っているので、
　　比較的プレミアムCDが見つけやすいんです。
　　ただ、これはあくまでも確率論であって、
　　本当は通常のケースに入っているCDにも、プレミアムCDは沢山あるんですが、
　　最初は、そこをあえて捨てて、そっちだけに集中してもらう。」

福「選択と集中ってヤツですね！
　　それなら確かに迷いなく出来ますね！」

モ「はい。でも、実は、それだけじゃなくて、それはあくまでも
　　せどりに使う為の「潜在意識のスイッチ」を入れる作業なんです。」

福「せどりに使う為の潜在意識のスイッチ！？」

モ「例えば、占い師の人に「赤い車に気をつけなさい。」と言われたとします。
　　そうしたら、それが気になって、無意識のうちに
　　赤い車ばかりが自然と目に付くようになるわけです。」

福「あー！なるほど！！自分も新車を買った時に、
　　同じ車が通りかかる度に、「お！同じクルマ！」って思うんですが、
　　明らかに購入前より目に付くようになった気がします。」

モ「そうなりますよね？
　　でも、それって努力してます？
　　同じ車を見つけようなんて思って探してます？」

福「いやいや！全くの無意識です。」

モ「それこそが潜在意識の力です。」

福「ははぁ、なるほど、
　　それが先ほどの「せどりの為の潜在意識」っていうのに通じるわけですね。」

モ「そうです。その潜在意識のスイッチを入れるためには、
　　広い範囲で指示を出すのではなく、狭く絞り込んで指示をだすのが大事なのです。」

福「つまり、その潜在意識が動くと、
　　目利きなんてなくても自動的に稼げるようになるということか・・・。」

モ「まぁ、そういうことですね。これは電脳せどりでも同じです。
　　私は、まず『狭い範囲』に絞り込むことを教えます。」

福「例えば？」

モ「例えば、『ヤフオクを見て下さい。』と、こういう指示を出しても
　　途方にくれるだけですよね？

　　そこで『ヤフオクのDVDを見てください。』と指示を出します。
　　と、これでも、実はまだ足りません。

　　『ヤフオクでDVDのアニメで【BOX】で【限定】と書いてある商品だけ
　　リサーチして下さい。』と指示を出すんです。

　　これで、潜在意識にスイッチが入るんで、すぐに何かしらの
　　儲かる商品を見つけられるようになりますよ。

　　まぁ、そこにもちょっとしたコツがありますが。

　　ただ、一度、このスイッチさえ入っちゃえば、
　　普段の日常生活で友達の家に遊びに行った時や、
　　ぶらりと買い物行った時や、ネットサーフィンをしてる時にも、
　　勝手に目に入るようになりますよ。」

福「なるほど～・・。」

私は、妙に感心しながらモーリーと別れた。

そして、帰宅中に無意識に「赤い車」を探していた自分に気がついて、
潜在意識のスイッチが「赤い車」で入ってしまった事に気がついた。

うーむ・・・

恐るべし、潜在意識！

その後は、モーリーと、３名のモニターの方とメールで連絡を取りながら
作業を進めることにした。

これは私の提案で「facebook」で非公開のページを作って
そこで交流することにした。

最初は、モーリーが課題を出して、
モニターの３人が、それをクリアーしていくという方式。

みんな、モチベーションも高く、次々と課題をこなしていく。

松井さんは、やはり経験者ということもあり、
時間がないながらも、確実に仕入れをして売上を伸ばしていた。

一方、山田さんと佐々木さんも負けてはいなかった。
順調に次々と仕入れていった。

しかし、
ここでまた、モーリーからとんでもない指令が下るのだ。

それは

モ「今週中に１品で２万円以上の商品を仕入れて下さい。最低でも１万円。」

という指示だ。

２万円といえば、かなりの高額！！

つまり、ハイリスクハイリターン商品だ。

２万円の商品だと仕入れに対する恐怖心が勝ってしまい、
なかなか仕入れることが出来ない。

順調に進んでいたプロジェクトも、
モーリーのこの指示で硬直状態になってしまった。

しかし、そこで口火を切ったのが、一見、野心のなさそうな
山田くんだった！

彼は、なんと「２万円」という指示を上回る３万円の商品を仕入れたのだ！

その情報を、フェイスブックの非公式グループで公開すると、
佐々木さんにも、火が付き、なんと３万、５万、と立て続けに高額商品を仕入れて
男勝りの大人買いを披露した！

しかし！
そんな中で、ある事件が起きてしまう。

佐々木さんが仕入れた商品が、立て続けに値崩れを起こしてしまい
大赤字になってしまったのだ。

それでも、周りの仲間が励ましながら、何とか
せどりを続けるように説得を続けたのだが、

佐「スランプです、自信がなくなりました・・・ごめんなさい・・。」

というメッセージと共に連絡が取れなくなってしまったのだ。

私は、急遽モーリーを庄屋に呼び、作戦会議を開くことにした。

福「ちょっと、コレどうします！？佐々木さん、イキナリの赤字連発で
　　初月で脱落しちゃったじゃないですか！！？」

と、私は、乾杯する間もなく噛み付いた。

すると、相変わらずポーカーフェイスのモーリーは

モ「いや、全然、佐々木さんは順調ですよ。
　　むしろ、ちょっと心配なのは松井さんですね。」

と、言ってきた。

福「はぁ！？」

私は、モーリーの勘違いだと思い、

福「ちょっと、まだ名前も覚えていないんですか！？
　　松井さんは、順調そのものじゃないですか！
　　確実に今日も黒字を積み上げていますよ！
　　心配なのは大赤字を出してしまった佐々木さんですよ！」

と、この期待はずれな髭男爵に生ビールでもぶっかけて、
目を覚まさせてやろうかと思った。

すると・・・・

モ「うーん・・・それは多くの人がしている勘違いですね。
　　本当は赤字は出せば出すほど儲かるんですよね・・・。
　　特に佐々木さんの赤字は素晴らしい赤字の出し方ですよ。」

と、言うと、モーリーは「生ビール」と「焼酎のロック」を注文した。

福（生ビールと焼酎を同時注文！？どっちかにしろ！のん気か！）

と、思ったのだが、その言葉を飲み込み、

福「いやいや！！そんなバカな話あるわけないじゃないですか！
　　赤字に素晴らしいもクソもないですよ！
　　実際に佐々木さんと連絡も取れないじゃないですか！」

と、抗議すると、モーリーは初めてニヤリと笑って、こう言った。

モ「まぁまぁ、じゃあ、私が佐々木さんは心配なくて、
　　逆に松井さんが心配という理由を説明しますよ。
　　あ、でもビールと焼酎が来てからで・・。」

と、枝豆を口に放り込んで、
そしてまた、いつものポーカーフェイスに戻った。

焼酎のロックと、生ビールが運ばれてくると、
イタズラっ子のような笑みを浮かべて、両方とも自分の前に大事そうに置いた。

モ「あ、そうそう、さっきの続きなんですけどね。
　　せどりで、最初から黒字を出せる人と、最初は赤字になってしまう人。
　　どちらの方が見込みがあると思いますか？」

福「だから、それは聞くまでもないでしょう！
　　もちろん初月から黒字化出来る人に決ってます！
　　赤字だったらサルでも出せますよ！」

私は、イラっとして、この髭男爵の口に唐揚げを
押し込んでやろうかと思った。

モ「まぁ、普通に考えればそうですよね。
　　でも、実際は、そうじゃないんですよね。
　　ちょっと、この生ビールと焼酎を見てください。」

福「はぁ・・・、これが？」

モ「これが大きなヒントです。」

福「え！？ちょっと、もったいぶらずに教えて下さいよ！」

モ「そうですね、
　　稼げる人と稼げない人の最大の違いは
　　実は、この器の大きさなんですよ。」

福「器の大きさ！？」

モ「そうです。こちらの焼酎のロックグラスと、生ビールのジョッキ。
　　この器のように、稼げる人と、そうでない人は、器の大きさが違うんです。
　　そうですね「せどりの器」とでも言いましょうか。」

福「せどりの器？？？？？？」

私の頭は、船●吉兆の女将以上に真っ白になっていた。

ここから先は、モーリーの言葉を元に解説します。

「せどりの器」とは一品あたりいくらまで仕入れられるか？
の上限金額の事だということ。

つまり「せどりの器」が大きければ大きいほど、
高単価なものを躊躇なく仕入れられるようになるのです。

逆に「せどりの器」が小さい人は、
せっかくのチャンスでも高単価なものになると敬遠してしまうのです。

１０００円のものを１０個仕入れるのと
１００００円のものを１個仕入れるのでは、

同じ１万円の仕入れなのですが、
大半の人は後者の１万円の商品は仕入れられないのです。

しかし、
１０００円の商品を１００個仕入れても「せどりの器」は広がりません。

なぜなら、
リサーチの対象が１０００円前後で仕入れられるものだけしか
見ることがないからです。

一方、１万円まで「せどりの器」を広げた人は
１円～１万円の幅の商品まで仕入れられるので、
選択肢は明らかに器の大きさの分だけ広がります。

言うまでもなく、
１０００円前後で仕入れられる商品というのは
それだけライバルが多いというわけです。

つまり、１０００円分の「せどりの器」しか持っていない人は
安全な道を歩んでいるように見えて、実は競争が一番過酷なイバラの道
で勝負していることになるのです。

逆に、１万円以上の商品を仕入れられる人は、
ライバルの数の少ないブルーオーシャンで稼ぐ事が出来るので、
実はローリスク・ハイリターンだという事なのです。

これが「せどりの器」ということ。

では、この「せどりの器」を広げるためにはどうしたら良いのか？

それは、とにかく高単価なものを仕入れるしかないのだという。

その際に、利益というのは、あまり問題じゃなく、
とにかく「せどりの器」を広げるのが大事。

一度、広がった「せどりの器」は、その人のリサーチのポテンシャルを高め、
その後、急激に売上は上がるという。

モーリーの予想通り、
一週間後には佐々木さんが高額で仕入れた商品が次々と売れ始め
遂には、赤字分をカバーして、またたく間に黒字に転換していった。

ほどなくして、私たちの呼びかけに答えてくれるようになり、
以前にも増して、元気になって帰ってきてくれたのだ！

後日モーリーに、なぜ「佐々木さんは大丈夫」と断言出来たのか？
その理由を尋ねると、

モ「彼女が仕入れた商品の中で鉄板で利益の出る商品が何点もあったからです。
　　逆に、大きい赤字になりそうな商品は、もうなかったですからね。
　　あそこで下げ止まるのは予想できていました。

　　それよりも「せどりの器」が誰よりも広がりましたから、大収穫でしたよ。」

福「へー！そこまで分かってたんだ！」

モ「今回、佐々木さんが良かったのは、やはりバイヤーとしての経験でしょうね。
　　初月からこんなに高額商品を仕入れるなんて、まず怖くて普通の人は出来ませんよ。
　　しかも会社を退社したばかりでしたよね？

　　それと、結果的に赤字になった商品にしても「損切り」を躊躇なく出来る
　　というのは、実はスゴイことなんです。

　　結果は赤字でしたが将来に繋がる大きな一歩でしたよ。
　　この将来に繋がる赤字を出すことは、初心者ほど必要なのです。」

福「なるほど。あ、でも松井さんが心配っていうのは・・・？」

モ「松井さんは、主婦で家庭の財布を預かってるという立場上、
　　なかなか高額商品の仕入れが出来ていませんよね？
　　でも、それだと赤字にならない代わりに、黒字の幅も少ないんです。
　　このままだと、いつまでも「せどりの器」が広がらないので、
　　月商２０～３０万円程度で頭打ちになってしまう可能性が強いです。」

福「まぁ、それでも利益率３０％だったら十分な収入にはなりますけどね。」

モ「それはそうですけど、それだと、私が教えている意味がないですからね。」

福「う～ん、でも、どうしたら良いですかね・・・？
　　彼女にも家庭の事情がありますからね・・・。」

モ「実は、１つだけ秘策があります。」

福「え！？なんですか！？それは？」

モ「実は・・・」

この後、私はとんでもない提案をされたのですが・・・

その前に、モーリー式せどりのノウハウの一部をご紹介致します。

今回のスクールでは、
現在進行形の私の経験をあなたに伝えたいと思います。

気になる内容ですが、
ヤフオクを中心としたネット仕入れのノウハウ＋せどり全般のノウハウ
になっております。

リサーチは主にヤフオクをつかって解説をしています。

と、ここまでは私が事前に用意したコンテンツの内容です。

今回はスクール形式ですので、
これら以外にもスクール生さんたちの状況などによって、
さらに踏み込んだ内容に変更したものを用意するかもしれません。

もちろん、スクールですから、
私から教材を配るだけの一方通行のものにするつもりはありません。

要望があれば、
なるべく反映させながら進めていこうと思います。

ただ、何でもかんでも私が答えるというわけにはいきませんので、
自分で解決できるところは自分で調べたり、
仲間と情報を共有する癖をつけて下さい。

そうしないと、
いつまでも人に頼ったままの意識から抜けだせなくて、
結局、自分で判断する力がつきません。

そして、本スクールを受講されて効果的に活用できるのは、
下記のような目的を持った、向上心のある方たちです。

■	在宅で仕入れをしたい方
■	ヤフオク、モバオク仕入れをしたい方
■	月収10～30万円で頭打ちになっている現状を打破したい方
■	せどりで中長期的に稼ぎたい方
■	薄利多売からは卒業したい方
■	仕入れる商品が見つからなくて、なんとかしたい方
■	店舗仕入れと連動させて稼ぎたい方
■	作業を委任することにより、せどりの規模を拡大したい方

なお、私が用意した部分は
せどり中級者以上用の教材ですので、
アマゾンの登録や出品といった初心者の内容は
あえて割愛させていただいております。

アマゾンで出品や販売をしたことがない初心者の方は、
特典としてお付けしているカプセルＺさんの「在宅電脳せどりPERFECT」で
基本的な部分を予習しておいてください。

私はあなたに満足していただけるような内容の教材を作ったつもりですが、
ノウハウをだして終わりにするつもりはさらさらありません。

私は現役せどらーですし、
せどりとは切っても切れない生活をしてきました。

教材作成中も仕入れをしたくてウズウズしていました（笑）

これからも私は、せどりの道を先頭きって走っていきます。

本スクールに参加して頂いた方には
私が有益な情報を動画、ＰＤＦ、Facebook、などで伝えて、
あなたを成功へと導きたいと思います。

今回、私がお伝えしたいスゴイ所というのは、
モニター３人全員を、わずか３ヶ月で稼がせることに成功した
という部分です。

３人の実績とはいえ、成功確率１００％です。

あなたに「ノウハウ」をお渡しして『あとは、勝手にどうぞ！』では、
成功出来る人は限られてしまうのを、私は知っています。

【教材】というのは、読み物や鑑賞するものではありません。

これを提供することによって
「行動」して、「結果」を出してもらわなければ
意味がないのです。

そう。

教えるだけではダメなのです。

教えることは、あくまでもスタートです。
そこから先が、むしろ重要だと考えます。

「教える」
（スタート）

「伝わる」

「わかった」

「実践する」

「出来た！」
（ゴール）

このように、「出来た！」が目的（ゴール）なのです。

そこで、私たちは、行動してもらう為に
あらゆる仕掛けを考えました。

その為に、３ヶ月間集中トレーニングというスクール形式を
採用したのです。

まず、「教材」はステップバイステップで、
あなたの成長スピードに合わせて、適正なタイミングを見計らって、
お渡ししていきます。

また、参加している皆さんの様子を見て、
随時コンテンツを作成してお配りしていきます。

また、「教材」以外にも、現役プレイヤーである、モーリーからの
リアルタイムでのアドバイスを「メール」でお届けいたします！

これらの仕組みを構築することによって、
「教材」と「メール」が、毎週、隔日、あなたに届くようになるのです。

もう、買ったっきりパソコンの肥やしになってしまうような
「読み物」や「鑑賞物」にはさせません。

更に！！

モニターさんたちとコミュニケーションを取り、
情報交換してきたコミュニティも活用致します。

時に、励まし合い、時に、刺激を与え合い、
あなたを挫折することなく「成功」まで責任を持って導きます！

ここまでをまとめると、
基本的な流れはこのようになります。

以上を、３ヶ月間集中して取り組むことによって
あなたを「電脳」でも「店舗」でも縦横無尽に稼げるせどらーに
育て上げます！

いかがでしょう？

もう成功する気しかしませんよね？

でも、まだ不安を抱えている部分もあるかもしれません。

そこで、最後に、とんでもない「特典」をご用意致しました。

その前に・・・

モーリーが不安だと言っていた松井さんが、どうなったか？

最後に、その話をして、終わりとしたいと思います。

その日、私たちはモーリーの結婚式の二次会にいた。

なんと！
モーリーは、このモニター期間中にイキナリ電撃結婚したのだ。

「これはめでたい！」と、どうせなら盛大に二次会をやろうと、
私たちは、色々な人の協力を得て二次会の準備をしていた。

佐々木さんは、受付やお手伝いで走り回っていた。
山田くんも、ニコニコしながら何か手伝っているふりをしていた。

しかし、そこには松井さんの姿はなかった。

モーリーの二次会は、シャンパンタワーをやったり、
サプライズの動画を作ったりと、笑いと感動に包まれていた。

山田くんが、
用意したモーリーがビジュアル系のバンド時代の
姿をプリントしたTシャツをプレゼントし、そして、スピーチをした。

山「モーリー先生、えみこさん、本当におめでとうございます！
　　ボクは今回、モニターに選んで頂いたことにより、本当に人生が変わりました。
　　今では、以前では考えられないくらいの収入を得ることも出来て、
　　しかも、とても楽しく「せどり」をすることが出来ています。

　　本当に、感謝の気持ちしかありません。

　　ただ、結婚生活では、ボクの方が少しだけ先輩なので（笑）
　　何かあれば、何でも聞いてくださいね！」

と、笑いをとっていた。

そして、続いて佐々木さんが手紙を読み上げた。

松井さんからの手紙だ。

佐々木さんが、声をつまらせながら手紙を読み終わった時、
会場は感動に包まれ、割れんばかりの拍手が起こった。

モーリーの目にも涙が滲んでいた。

松井さんは、残念ながら会場に来ることは出来なかったが、
誰よりも、モーリーの結婚を喜んでいたと思う。

そして、感謝の気持ちも誰よりも強かったのではないかと思う。

と、いうのも、
モーリーの一言が伸び悩んでいた
彼女の「せどりの器」を広げたと思うからだ。

そのモーリーの言葉とは・・・

高額商品の仕入れに躊躇していた松井さんに向かって、

モ「松井さん、大丈夫！
もしこれが売れなかったら私が買い取りますから。
自信を持って仕入れてください！」

自分が損を被っても助けたいという、
モーリーの覚悟の一言で彼女は「せどりの器」を広げたのだ。

そして今では、松井さんは稼ぎ頭にまで成長した。

その後の彼らの活躍は先にお伝えしたように
下記の通りです。

実は、今回モーリーのノウハウだけでも最強だと思っていたのですが、
この「モーリーからの一言」があるだけで、背中を押されて一歩進める人も
増えるのではないか？と思いました。

私たちは、購入してくれた全ての人が、同じように仲間だと思っています。

その為、あり得ない特典として、これを付けることに決めました。

通常の場合、結果が出なければ「返金」という保証をつける所ですが、
「返金保証」は、販売者にとっても、購入者にとっても一番楽な解決法です。

しかし、私たちは、私達を信じてくれた人へ返金して
縁を切ることは逃げだと思っています。

それは、参加前の状態に戻ってしまっただけの話。

しかし、このスクールに参加する人は「人生を変える覚悟」を持って、
参加してくれているはずなのです。

だったら、成果が出なければ、出るまでトコトン付き合う！

と、いうのが主催者としての姿勢だと思います。

なので、成果が出なければ、このお預かりしたお金で損失分を補填していきます。

もちろん、それが主目的になっては困るので
モーリーか、私に仕入れて大丈夫な商品かを確認してください。

その上で、仕入れて、赤字になってしまった場合には
その分を、お預かりしたお金で「損失補てん」します。

つまり、最悪、全てのお金を損失補てんに回すか、
あなたの成果が出るまでは、付き合うつもりです。

是非、私たちの仲間に加わって下さい。

最初、福田さんから、今回の話を頂いた時に
正直、あまり乗り気ではありませんでした。

しかし、今は「仲間」と呼べるみんなに囲まれ
以前よりも、遥かに楽しい人生になりました。

私は、最初に福田さんに

モ「いや・・・だから、逆に月商１００万円すら稼げない人って、
　　なんで稼げないんでしょうか？私には本当に分からないんですよ・・。
　　福田さんは何でだと思いますか・・・？」

と、言いましたが、少しだけ訂正したいと思います。

モ「私の、このノウハウと、一緒に頑張る仲間がいたら
　　せどりで稼げない理由は見当たりません。」

と。

これだけの内容の塾の場合、
採算を考えると他の方たちが提供されているように
30～50万円を頂かないと採算がとれないのですが・・・

ただ！

リリース直前に、
もともとモーリーにお願いした意図として
せどりで稼げなくて困っている人たちを助けたいという中で、
『30～50万円なんて、とてもじゃないが払えない！』という人の顔が浮かびました。

それくらいのお金があれば、仕入れに回してほしい！
という思いがあったので、

価格を下げて提供したいとモーリーに無理やりお願いしました。

福「守岡さん、困っている人たちのために
　　何とかもう少し安く提供できませんか？」

モ「そうですね・・・では、20万円ではどうでしょう？」

福「もう少しだけでも、下げられませんか？」

モ「うーん・・・私もなるべく安く提供したいという気持ちはあるのですが、、
　　簡単に値下げしてしまって、冷やかしのような人が入ってきてしまうのは
　　他の参加者さんのためにも、かえっていけないと思うんです。」

福「それは確かにおっしゃるとおりなんですけど・・・。
　　できれば、松井さんのように主婦の方でも
　　参加出来るような価格にしたいんです。」

モ「松井さんか・・・。
　　確かに松井さんは子育てしながらでも一番成果が出ましたし、
　　ウチの奥さんにも『女性にも参加できるようにしてあげて』と言われてるんですよね・・・。
　　そうしたら、10万円ではどうでしょう？」

福「最後にもうひと押し！」

モ「わかりました・・・では、今回だけは5万円にしましょう！
　　そのかわり、今回だけですよ。

福「ありがとうございます！それでお願いします！」

モ「そして、絶対に・・
　　こんなスクール今までなかった！
　　こんな稼げるスクールはじめてです！
　　このスクールに入って本当に良かった！
　　人生変わりました！
　　と、言ってもらえるようにしましょう！」

さらに、今なら先行募集の期間だけ、
30,000円の参加費で参加出来るようにしました。

次は、あなたがこのモーリー式の主人公の一人として、
活躍してくれることを願っています！

モーリー式せどりスクールへの参加を迷われている方は、
下記よりメールマガジンへご登録下さい。
お問い合わせ頂いたの内容とお返事メルマガ内で紹介したり、
モーリー式の現在の状況などをニュースとしてお伝えします。

特定商取引法に基づく表記