敦賀原発:活断層問題 規制庁が文書で地元に説明へ
毎日新聞 2012年12月11日 19時49分(最終更新 12月11日 20時05分)
日本原子力発電敦賀原発(福井県)の活断層問題について、原子力規制庁は11日、活断層の可能性が高いと認定した原子力規制委員会の現地調査団の判断を早期に文書化し、立地自治体へ説明する方針を明らかにした。地元では、活断層と認定した経緯について、規制委に説明を求める声が上がっている。
敦賀原発の再稼働を容認しないとした規制委の田中俊一委員長の発言について「あくまでも個人的見解だ。現時点で活断層の可能性が高く、再稼働の安全審査はできないということ。それ以上でも以下でもない」としている。【中西拓司】