【ワシントン=大島隆】米ジョンズ・ホプキンス大学の北朝鮮研究グループは11日、人工衛星写真の分析結果をもとに、北朝鮮の事実上の弾道ミサイル発射実験は21日以降になるとの予測を公表した。
同グループは8日と10日に撮影された人工衛星写真を分析した。ミサイルを分解して発射台から組み立て棟に戻す作業は12日か13日ごろまでかかる見通し。その後の修理と再び発射台に戻す作業を勘案すると、発射は最も早くても12月21日か22日ごろになるという。12月下旬の現地の天気は、最高気温が零下の日が続くと予想されており、作業に影響する可能性もあるとしている。