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一年の「うそ」帳消し 淀江・白鳳の里で恒例行事

2012年12月09日

 「宿題をやっていないのに、お母さんにやったといいました」(小学4年)−。豆腐を食べると一年のうそが帳消しになるという「うそつき豆腐」の行事が8日、鳥取県米子市淀江町福岡の「白鳳の里」で行われた。

今年ついたうそを書いた紙を投函する来場者=8日、米子市淀江町福岡の「白鳳の里」

 「八日吹き」(天候の荒れる日)とも言われる12月8日の習俗を豆腐料理が売り物の同施設が復活させ、今年で12回目。

 20丁分のジャンボ豆腐(縦35センチ、横40センチ、厚さ5センチ)が祭壇に供えられて神事が営まれ、豆乳鍋と餅、どんぐりうどんが振る舞われた。

 来場者は今年ついたうそを思い出して紙に書き、白鳳の里のマスコット「どんぐりくん」のポストに投函(とうかん)。米子市高島から訪れた女性(68)は「頼まれごとを断るのに年齢を偽ってしまいました」と反省し、豆腐を食べて罪滅ぼしをしていた。

 うそが書かれた紙は後日、神社で燃やされる。



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