数か月前くらいから、時折 WindowsXP のパソコンで起きる現象。

「マイネットワーク」 の中の 「SharedDocs」 フォルダを開くと、相手のパソコンの共有ドキュメント内のものが見えるのではなく、まず 「target」 という名のショートカットが表示され、それを開いてようやく相手のパソコンの共有ドキュメント内のものが見える…というもの。調べてみると、どうやら 「マイネットワーク」 内に表示されているフォルダの特殊性に起因するものらしい。

　
各パソコンの共有ドキュメントフォルダにつながる 「マイネットワーク」 内の 「SharedDocs」。これは、ショートカットではなく実体を持つ特殊なファイルフォルダであり、その中には 「desktop.ini」 という設定ファイルと 「target.lnk」 というショートカットが入っている。この二つの働きにより、「SharedDocs」 をダブルクリックすると、直接相手の共有ドキュメントにつながるようになっているとのこと。

ところが、「SharedDocs」 フォルダの 「読み取り専用属性」 が何らかの原因で解除されると、「desktop.ini」 と 「target.lnk」 が見えるようになるらしい。そうなると、「SharedDocs」 を開いたあと、さらに 「target.lnk」 を開かないと相手の共有ドキュメントにつながらない。

ということで、しくみと原因はわかったけれど、ではなぜ 「SharedDocs」 の 「読み取り専用属性」 が解除されてしまったのか…という部分はわからず。

ネットで見つけた対処法は、"コマンドプロンプトで 「読み取り専用属性」 を再度設定する" というものだったけれど…。「SharedDocs」 が入っている本来のフォルダは C ドライブの中の 「NetHood」。しかも、そのフォルダを開いたところで中には何も表示されない。中身がどうなっているのかは、コマンドプロンプトでないとわからないという代物。そんなところにあるものの属性をコマンドプロンプトで設定するのに、パスはどうすれば？　肝心の操作対象となるフォルダが表示されず、正確なパスがもひとつよくわからない。まだまだ勉強不足の私、今の中途半端な知識ではちょっと手が出せないな…と思った。

ということで、「target.lnk」 が見えるようになってしまった 「SharedDocs」 は削除して、［ネットワークプレースの追加］ で作り直すこととした。こっちのほうがずっと簡単だし、これで十分ではないかなと思う。

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３月８日追記

コマンドプロンプトを開いて、そのウィンドウ内に読み取り専用属性を設定したい SharedDocs をドラッグ＆ドロップすれば、それだけで勝手にパスが表示されるとのこと。なぁ～んだ。考えすぎか(^_^;)