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北朝鮮船が島根沖で漂流、救助求める

　１１日午後、島根県沖の日本海で、船体にハングルが書かれた船が見つかりました。北朝鮮の船とみられ、故障のため、救助を求めているということです。

　１１日午後１時４０分頃、島根県・隠岐諸島の北東およそ１４０キロの日本海で漂流している船を第８管区海上保安本部の航空機が発見しました。船は、ハングルが書かれた長さ２０メートルの木造船で、乗組員とみられる３人がいるのを確認しました。

　海上保安本部の巡視船３隻が１１日夜、到着し、「北朝鮮の船か」と問いかけたところ、乗組員は認めたということです。

　乗組員は元気な様子で「船が故障している」とも答えていて、巡視船が警戒しています。

　現場は波が４メートルと高く、雪が降っていて、海上保安本部は天候の回復を待って、詳しい調査をすることにしています。（12日05:44）