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隠岐沖に漂流船“北朝鮮の船で故障”12月12日 4時34分
11日、島根県の隠岐の島沖の日本の排他的経済水域で、漂流している船が見つかり、巡視船に「北朝鮮の船で、故障した」と伝えてきました。
しけでこの船に近づくことはできないということで、海上保安本部は、しけがおさまるのを待って、詳しい状況を確認することにしています。
京都府舞鶴市の第8管区海上保安本部によりますと、11日午後、島根県隠岐の島から北東およそ140キロの日本の排他的経済水域で、小型の船が漂流し、乗組員が救助を求めるように手を振っているのを、海上保安本部の航空機が発見しました。
巡視船3隻が11日夜、現場海域に着きましたが、しけなどのため船に近づくことはできず、拡声器や電光掲示の文字を使ってやり取りしたところ、甲板には乗組員が3人いて、「北朝鮮の船で、故障した」という内容を伝えてきたということです。
漂流していた船は長さ20メートルほどあり、船体にはハングルとみられる文字があったということです。
海上保安本部は、しけがおさまるのを待って、詳しい状況を確認することにしています。
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