日銀はデフレ終息にもっと行動を-元イングランド銀ポーゼン氏
12月11日(ブルームバーグ):イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会(MPC)元委員のアダム・ポーゼン氏は11日、日本銀行はデフレを終わらせるためにもっとできることがあるとし、政府が中央銀行のインフレ目標を設定するのも無理のないことだとの見方を示した。
同氏は香港でブルームバーグテレビジョンのインタビューに応じ、選挙で選ばれた政府が中銀の物価目標を設定することは「完全に合法だ」と述べた。「率直に言って、日銀は政府に介入されても仕方がないと思われる」と語った。
自由民主党の安倍晋三総裁は日銀のインフレ目標を2倍の2%に引き上げ、無制限の金融緩和でデフレを終わらせるよう訴えている。
英中銀のMPC委員を今年退任したポーゼン氏は来年、米ピーターソン国際経済研究所長に就任する。
同氏はデフレを終わらせる方法について、日銀は「他の国や中銀から多くを学べる」と言明。年限が長めの国債の購入や社債購入の再開、高いインフレ目標の設定、外貨建て資産購入による円相場押し下げなどの選択肢を挙げた。
日銀にはデフレは人口構成などの要素によるものでインフレを創出させようとするのは無意味だとの考え方がかねてからあるが、それは「自滅的な予言だ」とポーゼン氏は述べた。
原題:Posen Says Japan Central Bank ‘Deserves’ GovernmentIntervention(抜粋)
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更新日時: 2012/12/11 18:44 JST