'12/12/11
個性派キャッツ、公演始まる
劇団四季のミュージカル「キャッツ」広島公演が9日、広島市中区の上野学園ホールで開幕した。都会のごみ捨て場を舞台に、個性派ぞろいの猫24匹が躍動する人生賛歌を約1400人が見入った。
「キャッツ」は国内ミュージカル最多の上演回数8300回を超える人気演目で、広島公演は9年ぶり。猫の目線で作り上げた壮大なセットを背景に、彩り豊かな俳優陣が臨場感あふれるダンスや歌を繰り広げた。
物語で重要な役目を果たすグリザベラ役の早水(はやみ)小夜子は「観客の心に希望の灯をともせるよう、誠心誠意、舞台を務める」と熱演を誓った。中国新聞社など主催。3月24日までのロングラン公演で計100回の上演がある。
【写真説明】カーテンコールで観客の声援に応える出演者(撮影・安部慶彦)