泉大津9条の会の学習、世界の憲法はどうなっているのか?
昨日は、知り合いのところに選挙のお願いに行ったり、午後からは来週の議会で提案する意見書の調整で市役所へ
夜は、9条の会へ。講師は泉大津在住で近畿大の青山先生。
テーマは『世界の憲法』 どうなっているのか
用意していただいた資料では、各国の憲法に平和主義の条項がどういった形で入っているのかが分かるのもの。
中立政策(スイス・オーストリアなど)、軍縮(バングラディシュなど)、侵略戦争の否認(フランス・ドイツなど・・・過去の反省からか!)、平和施策の推進(ベトナム・インドネシア・エジプトなど)
日本は、国際協和を前文でうたい、国際紛争を解決すっる手段としての戦争放棄を明確に9条で示しています
これは、ハンガリー・イタリア・アゼルバイジャン・エクアドル、そして日本の5カ国のみ。
国際紛争の平和的解決という文言は、結構多くてインド、ブラジルなど30カ国。あの話題になった世界一幸せと言われる国ブータンも・・・
軍隊を持たないコスタリカ・パナマという2カ国もある。
こうした平和条項が全くないという国も31カ国、憲法を文章として持っていないイギリスやサウジ、バチカンなどの国が9カ国あるが、195カ国の内でこれらを除くの155カ国は、何らかの形で平和条項が入っています。
特に1980年代以降にできた、改定された国では、前文など何らかの形で平和に関する条項がほとんどの国で入っています。
軍事力強化で憲法を変えようなどというのは、時代の流れ、世界の流れに逆行することではないでしょうか
今、中国や北朝鮮の動きを警戒して、軍事強化、右傾化の危険な動きが強まっていることを非常に心配します
日本は戦後、自衛隊はできたが、海外で武力を使うことがなかったのも憲法9条があったから、日本は平和な国になったと国際的に信頼され、評価を高めてきたと思う。
来月の学習会のテーマは、『憲法9条が世界の憲法にどんな影響を与え広がってきたか』
2013年1月9日(水)午後7時から青少年ホームです。 楽しみです。知を力に
国防軍や、自衛隊へボランティアへ行けなど徴兵制まがいのことを平気でいう党首もいます、憲法9条は将来の子どもや孫たちのために守らないかん守らなあきまへん
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