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2012年12月10日(月) 20:10 |
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シーガルズ、ホーム戦連勝で首位に
バレーボールのVプレミアリーグ岡山大会が8日、9日行われました。 岡山シーガルズはエース栗原の活躍などで連勝、首位に浮上しました。
エース栗原が出る、地元での初めての試合とあって、8日の桃太郎アリーナには3200人の観客が詰めかけました。 第1セットシーガルズは、その栗原にボールを集めると次々とパイオニアのコートにスパイクを打ち込んでいきます。 パイオニアの2枚ブロックにもうまく対応してコースを打ち分ける栗原の活躍などで、第1セットはシーガルズがものにします。 第2セットに入ってもシーガルズの勢いは止まりません。 センター関の移動攻撃や、ライトの佐々木侑のスパイクなどで栗原以外のアタッカー陣も得点を重ねて、試合の流れを握ると第3セットには18歳高校生セッターの宮下がブロックでパイオニアの攻撃をシャットアウト。 最後までリズムを失わなかったシーガルズがパイオニアを下し4連勝。 この段階で、シーガルズは2位に浮上しました。 岡山大会2日目は、今季から中田久美監督が率いる首位・久光製薬との対戦です。 第1セットは一進一退の攻防となりますが、全日本のアタッカー新鍋らを擁する久光に奪われたシーガルズ。 続く第2セットも終盤までもつれる展開でしたが、シーガルズは粘り強いレシーブからリズムを掴み、奪い返します。 しかし第3セットを失い後がなくなったシーガルズ。 迎えた第4セット、15対16とリードを許したところで栗原が本領を発揮します。 まずサーブで相手を崩し同点。 サーブをコントロールから、スピード重視に切り替えたという栗原は続く強烈なサーブで逆転。 エースの活躍で流れを掴んだシーガルズは、このセットを奪い勝負は第5セットへ。 今季リーグ最多の3500人の大声援がシーガルズを後押しする中、最終セットは焦りの見られる久光にミスが出ます。 完全にペースを握ったシーガルズは、最後は宮下がブロック。 15連敗中だった難敵・久光を下し首位に浮上しました。 年内のリーグ最終戦を最高の形で締めくくったシーガルズ。 リーグ戦は来月12日から再開となります。
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