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2012年12月10日(月) 20:20 |
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林原旧経営陣を書類送検
経営破たんした岡山市のバイオ関連企業、旧「林原」の当時の経営陣が根抵当権の設定契約書を偽造し、取引先の銀行からの融資を増額させたとして書類送検されました。
詐欺と有印私文書偽造などの疑いで岡山地検に書類が送られたのは、経営破たんした旧「林原」の当時の社長ら旧経営陣4人です。 警察の調べによりますと、4人は2009年、取引先の銀行から短期資金の増額分の担保を求められ、本来所有権のない林原美術館の建物を担保にすることを計画。 美術館の所有者である財団法人の理事長の名前を担保の設定契約書に無断で書き、はんこを押して銀行に提出し、融資額を当初予定の35億円から15億円多い50億円に増額させた疑いが持たれています。 林原は今年3月、会社更正手続きが終了し、現在は大阪市の化学品専門商社長瀬産業の子会社として再出発しています。
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