スカイフォール007
神に畏怖の念を抱かない現代人は多いと思いますが、KGBや若かりし日のあの人に畏怖の念を抱かない人は稀だと思います。
吉田栄作が演じる「亡国のイージス」の青年将校が印象的な私ですが、(私は自衛隊という組織を疑っているので)優秀なあまりの犠牲的なあの場面のシーンを彷彿とさせるMを守る場面が心にひっかかりました。名誉の負傷をした男性が次のMになりますね。また、現実が見えたりして胸がズキズキと痛み、見ているのがかなり辛い場面もありました。タフでハードな現実に対し救世主な資質と能力、人的資産などがあるのはKGBだけだと痛感しました。1人の人間の無力さを思い知る一方でしたし、目を向けないでいた(私には解決不可能な)諸問題に突き落とされる怖さがある作品です。自分や日本政府の無力感を感じる作品でした。プーチン元大統領=現首相に関しては、娘さんがいるという情報しか私は知りません。私は、KGB風の007を若かりし頃のKGB長官と重ねて観るようにして脳内でいろいろなことを想像していました。日経新聞では顔写真をよく載せていたものでした。私は、若い頃からいろいろなことを想像し、推測していたように思います。
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