全国各地から反原発団体などが参加(敦賀市白木地区)

敦賀で高速増殖炉もんじゅ廃炉を求める集会〜ナトリウム漏れ事故から17年

(2012年12月8日18:36)

ナトリウム漏れ事故から17年。高速増殖炉もんじゅの廃炉を求める集会が8日、敦賀市で開かれ、世論をさらに盛り上げようと気勢をあげました。

集会は敦賀市白木地区の海岸で開かれ、全国各地の労働組合や反原発の市民グループのメンバーら約800人(主催者発表)が参加しました。

各団体の代表が次々にもんじゅの危険性を訴え「ただちに廃炉にすべき」と強調しました。

またシュプレヒコールを上げながら、もんじゅのゲート前までデモ行進しました。

ナトリウム漏れ事故からきょうで17年。政府の新たな原子力政策では、もんじゅは研究開発の内容を変更することになっていて、現在、試運転再開を目指して準備を進めています。

集会ではもんじゅの周辺には活断層が多く、敷地内に破砕帯が存在するなど、耐震安全性の上で問題があるうえ、17年間の運転停止で機器類が劣化しているなどとして「運転再開は言語道断で1日も早い廃炉を求める」と気勢をあげました。
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