［できごと］【衆院選】「選挙活動優先の嘉田知事に給与支払うな」　彦根市長が住民監査請求（2012.12.6 18:42）

　新党「日本（にっぽん）未来の党」代表の嘉田（かだ）由紀子知事が公務に専念せず、衆院選の選挙活動を優先させているとして、滋賀県彦根市の獅山向洋（ししやま・こうよう）市長が６日、知事給与の支払い停止を求める住民監査請求を県に起こした。獅山氏は請求が受け入れられなければ住民訴訟も検討するとしている。

　獅山氏は「党首として選挙活動を行う嘉田知事に、県民の税金から給与を支払ってはいけない」と主張。公務がなく、選挙活動をしていた今月４～６日の３日間について、知事給与（約１０万２千円）の支払い停止を求めた。

「石原さんは辞職、橋下さんは代行…」

　獅山氏は先月２９日にも、新党設立をめぐり「県職員が問い合わせなどの対応に追われ、党事務局のようになっている」として、職員に県の公務に専念させるよう嘉田知事ら宛てに申入書を送付していた。

「橋下市長も仕事せず遊説、給料返せ」と請求