2012-07-30
別世界2
「特定の個に利することのないよう、公平に」という大原則が根底に流れている。で、これに反する「癒着」のリスクを減らすために、それぞれの職員は3年くらいで次々と部署の流浪を余儀なくされる。
たしかに不公平は起こりにくいだろうけど、意思決定する上司も管理職も、みんな専門性を持っていないから、意思決定の材料が幼稚になってしまうんじゃないかと心配になる。つまり、専門的・技術的な事案を判断する必要があるとき、専門的・技術的に論拠を展開しても、自信を持って判断してもらえない。で、結局、「隣はどうしてるの?」という問いで情報を集めさせられて、「周りがそうなら、まぁいいんぢゃね」という判断で決着させられる。横並び、事なかれ、こんな言葉が浮かんでくる。でも日本中のこの形態の組織がだいたいこんなやり方で物事を進めていて回っているのだから、まぁそれでいいのだろうか?どうなんだろう。
今日も、「隣はどうしてるの?」の情報集めのやり取りの応酬を処理してた。判断材料の一つにはなるだろうけど、主要なものじゃないでしょ。でもこの応酬が今日も飛び交っている。とんでもない世界にやってきた。
2012-07-26 別世界
あまりに違う世界にやってきて...。
- なんといっても、はんこパーティの世界。
- 1ヶ月におよそ500枚くらいは印刷する。前職では1ヶ月に2,3枚。
- 名刺を自分で印刷する!
- 「このことについて」
- 割り当てられたPCが、WinXP on Celeron2GHz/256MBのデスクトップに15インチ液晶ディスプレイ。メモリが256MBだよ!ページングしまくりでタスクの切り替えに20秒なんてざら。現在は1GB。会議中のメモは当然手書き。