大津市の中2男子自殺で、自殺は「いじめが原因」として、男子生徒の遺族が市や加害者とされる生徒らに計約7700万円の損害賠償を求めた訴訟の第4回口頭弁論が27日、大津地裁(長谷部幸弥裁判長)で開かれ、遺族側は「複数の教員がいじめ行為を認識していたか、認識し得たのに放置した」と主張した。
遺族側は準備書面で、男子生徒が加害者とされる生徒にプロレス技をかけられる様子を担任らが目撃したと指摘。自殺する約10日前の生徒指導部会でも、一部の教員が男子生徒に関し「けがが多発している」と指摘したにもかかわらず、「教員はいじめの発見に向けた行動を起こさず見逃した」などと訴えた。
大津市は第三者委員会の調査や県警の捜査が終わってから、認否を明らかにするとした。
男子生徒の父親(47)は代理人を通じて「いじめを教師自らの目で見つけ、子供が安全に学べる環境を一日も早くつくってほしい」とするコメントを出した。
一方、被告の生徒側は、市が訴訟で提出した関係資料の黒塗り部分が適切かどうか判断できないとして、黒塗り部分の全面開示を求めた。〔共同〕
教員、自殺、遺族側
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