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ノロウイルス集団感染か 2人死亡12月4日 22時1分
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大阪・大東市の病院で、入院患者と職員合わせて48人が下痢やおう吐の症状を訴え、70代と80代の入院患者2人が死亡しました。
複数の患者からノロウイルスが検出され、大阪府はノロウイルスによる集団感染とみて調べています。
大阪府によりますと、大阪・大東市の病院で先月27日から今月2日にかけて、入院患者と職員合わせて48人が下痢やおう吐の症状を訴え、このうち入院患者の76歳の男性と88歳の女性が死亡したということです。
保健所で調べたところ、死亡した女性を含む複数の患者からノロウイルスが検出されたことから、大阪府はノロウイルスによる集団感染とみて感染経路を調べています。
大阪府は「ノロウイルスの感染と死亡との因果関係は、まだ分かっていない。そのほかの人たちは全員快方に向かっている」と話しています。
ノロウイルスは、主に冬場に急性の胃腸炎の原因となるウイルスの一つで、感染力が非常に強いのが特徴です。
特別な治療薬はないことから感染した場合は、スポーツドリンクなどで水分をこまめにとり、脱水症状を起こさないようにすることが重要だとされています。
また、患者の吐いたものや便を処理するときにはマスクや手袋をして、ぞうきんなどで拭き取ったうえで、薄めた塩素系の消毒剤で消毒することが必要です。
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