・今年は、というか、今年もというか、
亡くなった方がたくさんいました。
残念だという気持ちも、ほんとうだと思います。
生きていたら、もっといろんなことができたのにと。
悲しいというのも、あります。
もう会えないという別れは、亡くなったときだけです。
亡くなった人に向って、
「あなたのいない世界が、そこに残っています」
ということを思います。
これは、残った側にいるもののことばです。
おおぜいの残ったものたちが、
ひとりの去っていった人のことを思っているものです。
・いつごろからか、ぼくも、
「わたしのいない世界が、そこに残っている」
ということまでを、想像するようになりました。
とてもたのしい集まりを後にして帰るような感じかな。
「いまから、ぼくはいないけれど、
みんなでたのしくやってください」
という気持ちもありそうです。
「ひとりだけ去るのはいやだなぁ」というふうな
子どもみたいな気持ちもあります。
「たまに思い出してくれるなら、それでいいや」
といった、なかなかオトナな気持ちもあるようです。
おれの寝ていないおれのベッド。
わたしの読まないわたしの本。
ぼくを見ることのない家族や友人たち。
いつか、そういうものが世にあらわれる。
とてもあたりまえのことで、平板にさみしいこと。
・亡くなった人たちに、親切にしようと思います。
亡くなった人は、やっぱりみんなと別れていて、
すこしさみしいだろうと思うので、
いろんな場面で、その人のことを
勘定に入れていっしょに遊んだりしたいと思います。
今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
亡くなった方に、もう、なんの苦しみもありませんように。
亡くなった方がたくさんいました。
残念だという気持ちも、ほんとうだと思います。
生きていたら、もっといろんなことができたのにと。
悲しいというのも、あります。
もう会えないという別れは、亡くなったときだけです。
亡くなった人に向って、
「あなたのいない世界が、そこに残っています」
ということを思います。
これは、残った側にいるもののことばです。
おおぜいの残ったものたちが、
ひとりの去っていった人のことを思っているものです。
・いつごろからか、ぼくも、
「わたしのいない世界が、そこに残っている」
ということまでを、想像するようになりました。
とてもたのしい集まりを後にして帰るような感じかな。
「いまから、ぼくはいないけれど、
みんなでたのしくやってください」
という気持ちもありそうです。
「ひとりだけ去るのはいやだなぁ」というふうな
子どもみたいな気持ちもあります。
「たまに思い出してくれるなら、それでいいや」
といった、なかなかオトナな気持ちもあるようです。
おれの寝ていないおれのベッド。
わたしの読まないわたしの本。
ぼくを見ることのない家族や友人たち。
いつか、そういうものが世にあらわれる。
とてもあたりまえのことで、平板にさみしいこと。
・亡くなった人たちに、親切にしようと思います。
亡くなった人は、やっぱりみんなと別れていて、
すこしさみしいだろうと思うので、
いろんな場面で、その人のことを
勘定に入れていっしょに遊んだりしたいと思います。
今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
亡くなった方に、もう、なんの苦しみもありませんように。
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