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日本未来の党の嘉田由紀子代表(62)は5日朝、都内で前日に衆院選の比例代表名簿の提出が大幅に遅れたことについて、あらためて陳謝した。新党ゆえの準備不足を強調すると同時に「野田さん(首相)が、何で急に解散したのか…」と、スジ違いな恨み節も。前日のドタバタ劇の綻びを繕おうと懸命だった。この日は、“元祖小沢ガールズ”のひとりで東京12区の青木愛氏(47)など、苦闘中の候補者らの応援に駆け回った。
「準備不足ですね。新党結成で、たった1週間ですから。その前の野田さんが、何でこんなに急に解散したのか、っていうのも…」
東京・北区のJR赤羽駅前で青木愛氏の応援演説を終えた嘉田代表は、記者団の質問に答え、前日夜まで続いた名簿提出時の不手際について、「私の責任でございます。おわび申し上げたい」と、あらためて謝罪。同時に、野田首相への恨み言まで漏らした。
未来の党の比例名簿は前日、届け出締め切り時間の午後5時間際に総務省に駆け込む形で提出された。一部ブロックの名簿が一時、見当たらなくなるハプニングもあって審査は長引き、受理終了は午後10時半ごろ。異例の混乱だった。党関係者によると、必要書類の準備がもたつき、順位調整と名簿確定が遅れたため。党内で順位をめぐる意見対立もあった。
経緯については「内部のことですので」と語らなかった嘉田氏だが、解散を決断した野田首相に対しては「それは解散は総理の権限ですけど。私たちは、やっぱり時間をかけて新党を作りたいという準備をしてきた。けど、こうも急に…というところでバタバタしてしまった」とこぼした。
滋賀県知事の嘉田氏は国政の場にいなかったとはいえ、そもそも早期解散を要求していたのは野党。それを混乱理由のひとつに上げるのは、スジ違いともいえる。サッカーW杯で絶好機のシュートを外し「急にボールが来たので」と珍言を残した元日本代表FW柳沢敦ばりのコメントだった。
藤村修官房長官は、この日、未来が締め切り時間を過ぎて名簿を提出したのでは、との疑念が出ていることについて「法の適用に問題はない」と述べ、総務省も同様の見解を示した。だが、手続きのあり方に問題を残したとの声も上がっている。
「とにかく間に合ってよかった。そこの安堵(あんど)ですね。間に合わないんじゃないのか、という心配が大変高かったですから。間に合わなかったら、どうにも比例区で戦えませんので、大変なことになります」と、選挙戦以前の段階の要らぬ心配が、ひとまず片付いて、ひと安心の嘉田氏。応援演説では、お気に入りのフレーズ「鉛筆持ったら未来の党!」を連呼していた。
◆東京12区 立候補者
太田 昭宏(67)公明元
池内 沙織(30)共産新
服部 聖巳(34)諸派新
青木 愛(47)未来前
(2012年12月6日06時03分 スポーツ報知)
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