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大阪ガス野球部員 賭博疑い書類送検へ
12月6日 17時15分

大阪ガス野球部員 賭博疑い書類送検へ
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社会人野球の強豪、大阪ガスの野球部員らが、ことし夏の全国高校野球を対象に賭博を行っていたとして、大阪府警察本部は近く、部員ら18人を賭博の疑いで書類送検する方針を固めました。

大阪ガスでは、ことし8月、現役の野球部員やOB、合わせて41人が、甲子園球場で行われる春のセンバツ大会と、夏の全国高校野球、それに競馬のGIレースを対象に、少なくとも3年間にわたって賭博を繰り返していたことが、社内調査で明らかになりました。
調査結果を受けて警察が捜査した結果、このうち18人が、ことし夏の全国高校野球で、1人当たり5000円程度を賭けて、試合の勝敗や優勝チームなどを予想していた疑いが強まったということです。
18人は、警察の任意の事情聴取に対し、いずれも容疑を認めているということで、警察は近く、賭博の疑いで書類送検する方針です。
大阪ガスの野球部は、これまでに都市対抗野球に19回、社会人野球の日本選手権に16回出場し、都市対抗野球で1回、日本選手権で3回準優勝している強豪です。
今回の問題を受けて、アマチュア野球を統括する日本野球連盟は、先月、大阪ガスに対し、来年2月までの対外試合を禁止する処分を出しています。

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