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原子力開発機構のPC ウイルス感染12月5日 21時13分
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茨城県東海村にある日本原子力研究開発機構のパソコン3台が、外部と勝手に通信をするコンピューターウイルスに感染していたことが分かりました。
パソコンには、核物質に関する情報は保存されていないということですが、原子力機構は何らかの情報が流出した可能性があるとみて調査しています。
日本原子力研究開発機構によりますと、東海村の本部に勤務する事務職員のパソコン3台が海外のコンピューターに対して不審な通信をした形跡があると、先月29日ネットワークを監視している会社から連絡がありました。
調べたところ、3台はいずれもコンピューターウイルスに感染していることが分かったということです。
3台のパソコンには、原子力機構の不正行為に関して寄せられた情報や、コンプライアンスに関する情報が保存されていたということです。
核物質に関する危機管理上、重要な情報は保存されていなかったということですが、原子力機構は何らかの情報が流出した可能性があるとみて調査しています。
原子力機構によりますと、先月14日から19日にかけて、原子力機構に届いた電子メールにコンピューターウイルスが添付されていたということで、このメールを開いた際に感染したとみて調べています。
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