Microsoft、「Microsoft Office 2013」の一般ユーザー向けプレビュー版を無償公開

「Microsoft Office カスタマー プレビュー」Microsoft Office カスタマー プレビュー」

米Microsoft Corporationは16日(現地時間)、「Microsoft Office 2013(Office 15)」の一般ユーザー向けプレビュー版「Microsoft Office カスタマー プレビュー」を無償公開した。

Microsoft Office 2010」は、同社のオフィス統合環境「Microsoft Office」の次期バージョン。従来のキーボード・マウスによる操作に加え、スレートPCでのタッチやスタイラスによる操作でも直感的に利用できるようにデザインされているのが特長。また、オンラインストレージ“SkyDrive”への文書保存機能が統合されたほか、カスタム変換辞書を含むユーザー設定の“ローミング(Roaming)”機能が搭載されており、同一のIDでサインインさえすれば、別の端末でも前回中断したところから作業を続けることができる。

今回公開されたプレビュー版には、個人向けの「Office Professional 2013 プレビュー」と法人向けの「Office 365 ProPlus プレビュー」が用意されている。双方とも、起動はプログラムをローカルにキャッシュして実行するストリーミングタイプの“クイック実行”形式で行われる。

個人向けの「Office Professional 2013 プレビュー」には、ワープロソフト「Word」、プレゼンテーションソフト「PowerPoint」、表計算ソフト「Excel」、メールおよびスケジュール管理ソフト「Outlook」、メモソフト「OneNote」、データベースソフト「Access」、印刷物作成ソフト「Publisher」が含まれており、利用には“Windows Live ID”が必要。

一方、法人向けの「Office 365 ProPlus プレビュー」には「Word」「PowerPoint」「Excel」「Outlook」「OneNote」「Access 2010」「Publisher」に加え、コミュニケーションソフト「Lync」が含まれている。

「Word 2013」「Word 2013」

「PowerPoint 2013」「PowerPoint 2013」

「Excel 2013」「Excel 2013」

「OneNote 2013」「OneNote 2013」

そのほかにも、「SharePoint」「Exchange」「Office Web Apps Server」「Project」「Visio」などの製品のプレビュー版も公開されている。さらに、ITプロフェッショナル向けとしてMSI形式のインストーラーでセットアップできる「Office Professional Plus 2013」も用意されている。

本プレビュー版は、Windows 7/Server 2008 R2およびWindows 8(Release Preview以降)に対応しており、32bit版および64bit版が用意されている。旧バージョンの「Microsoft Office」と共存させることも可能だが、32bit版と64bit版を混在させることはできないので注意。

主なシステム要件は1GHz以上のCPU、1GBのメモリ(64bit版の場合は2GB)、3.5GBのディスク空き容量、DirectX 10対応のグラフィックカード、1,024×576の画面解像度となっている。

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  • 本日MOS office 2010を受験し、931点で合格しました。試験対策として利用したのはこちらだけで、私は一通りテキストで勉強したあと、模擬試験を2回ずつ解きました。本番の出題形式ととても似ているので、試験に合格することを目的にするのであれば、この一冊で十分だと思います(同僚もこの一冊だけで満点で合格できた、と言っていました)。なお、私は直前までWord 2007を使っており(職場は2010)、テキストだけで勉強する(=Word 2007では付属の模擬試験CD-Romが使えないため利用しない)予定でしたが、周囲からの「模擬試験CD-Rom*が*よかった」という意見に押され、2010にアップグレードしてしまいました。実際、試験を受けてみて、模擬試験CD-Romでの練習が一番効果的だったと感じています。Excelも2007から2010にアップグレードしました。来月末までに同じシリーズのExcel対策本で勉強し、MOS Excel2010も合格を目指します。
  • 必要な事項ポイントがわかりやすく乗っているほかに模擬試験体験も出来るのでいつも子トラを試験前に購入しています。そろそろ2010マスターもとろうかと
  • 同じ勉強をするなら、基本からするのが一番 でも、時間の関係でこちらを繰返してやってみることになりそうです。 届くのが楽しみです。
  • このシリーズはExcelも持ってます。まだ資格取得には至ってませんが、ものすごく分かりやすいし見易いです。模擬試験も5回分入っていて、ランダム問題にもできるからしっかり会得できると思います。
  • 妻のExcel2010のMOS受験に続き、今度はWord2010受験に向けてExcel同様にFOM出版の問題集にしました。やはり、分かり易いらしく日夜演習問題をきっちりやってます。
  • テキストなど本屋さんに在庫のないものは、都度本屋さんで予約をしてまた取りに行ってということをしていましたが、これからはその手間から解放されますね。便利です
  • これだけで十分合格できるでしょう。当方は2週間勉強をして954点で合格することができました。テキストと問題集がセットになっているのでなおさらおススメです。
  • Excel版を買い、MOSに合格できたので、Woord版も購入しました。試験に比べて本の内容は難しいですが、詳しく勉強できるので実際の仕事に役立ちます。
  • MOSのテキストといえばFOMの信頼は絶対です!エキスパートになると、テキスト外のことも出たりして冷や汗かくこともありますが・・・。
  • まだ試験は受けておりませんが、内容がわかりやすく受かりそうな気がします。
  • 解説は見やすく、分かりやすいので、なかなかオススメです。
  • 昨日の夜9時に注文し、今日夕方に届きました。PC初心者のため本の内容を理解するのは時間がかかりそうです。
  • Excel2010と同様、受験するのに購入しました。合格できるようコツコツやりたいと思います。
  • 初心者の私にも解り易い内容で便利です。CDでのガイドもいい感じです。
  • 早く購入すべきでした。内容もわかりやすく文句なしです。

Microsoftとニューヨーク市、犯罪・テロ防止システム開発で提携

米ニューヨーク市のマイケル・ブルームバーグ市長は8月8日(現地時間)、米Microsoftと犯罪・テロ防止システムの開発で提携したと発表した。システムは「Domain Awareness System」と名付けられ、完成したシステムは製品としてマイクロソフトオフィスが販売する。ニューヨーク市は売上高の30%を受け取る。

ニューヨーク市警(NYPD)に寄せられる緊急電話(911)や防犯カメラの映像など、リアルタイムの情報を収集し、データベースに集積した過去の犯罪記録と照らし合わせるなどして分析することで、犯罪やテロの可能性を未然に発見するためのシステムになる。

 nypdDomain Awareness Systemのデモ

記者発表では、911の受信と同時にダッシュボード上の地図に発信者の位置が表示され、最寄りの監視カメラの映像が表示されるといったデモが行われた。市内に設置された約3000台の監視カメラが同システムに接続されている。

Microsoft、個人向けWebメールサービス「Outlook.com」のプレビューを開始 ~日本マイクロソフトが概要を解説

米Microsoftは7月31日(現地時間)、新しい個人向けWebメールサービスとなる 「Outlook.com」のプレビューを公開した。日本語化も完了しており、誰でも無料で利用できる。対応プラットフォームはIE7以降および、各社の 最新版ブラウザで、非Windowsからもアクセス可能。

この発表に合わせ、日本マイクロソフトにて、Windows Live開発統括部統括部長の安達理氏が新サービスの概要や新機能を解説した。

Outlookは、主に業務に利用するMicrosoft Officeのメールクライアントであり、Outlook.comと言う名称は、Outlook Web App版をイメージさせるが、Hotmail(Windows Live Mail)と同じ、個人向けのメールサービスとなる。

実際、そのバックエンドはHotmailであり、HotmailにWindows 8のメトロUIをかぶせたものがOutlook.comだと言える。そのため、HotmailユーザーがOutlook.comにアクセスすると、自動的 にOutlook.comに切り替わる。なお、Hotmailに戻したい場合は、右上の設定メニューから1クリックでいつでも元に戻せる。

Outlook.comの画面 Windows 8のメールアプリと酷似しているのが分かる Outlook.comへの移行は自動だが、Hotmailに簡単に戻せる

 

MicrosoftがHotmailのサービスを開始してから8年が経過した。GoogleやYahoo!などとの競争もあり、それぞれ サービス/機能を拡充していったが、根本的な部分は変化していないどころか、受信トレイの中に雑多なメールが氾濫し、重要なものが埋もれてしまうという問 題が顕在化してきている。それに対するMicrosoftの解答がOutlook.comだという。

Outlook.comの基本的なデザインはシンプルさを軸とするWindows 8のメトロUIに沿うものだが、そこには2つの大きな方針がある。1つは、1通1通のメールという最も重要なものを最大限の画面を使って表示するというこ と。安達氏は、Gmail、Yahoo!メールなどが、画面上部にナビゲーションや検索エリアなどを設置しているのに対し、Outlook.comではそ の部分の面積を6割減らし、受信トレイのメッセージの表示数が3割多くなることを示した。

Outlook.comのナビゲーションバーは、細くシンプル メールを選択するまでは、新規作成以外のメニューが出ない こちらはGmail
こちらはYahoo!メール。いずれもナビゲーション部分の表示が多く、メールの表示件数が少なくなる こちらはメールの表示画面。ここでもOutlook.comはメールの表示にほとんどの画面を割いている

 

もう1つは知人/ソーシャルとのつながりを重視した点。これはすでにHotmailでも実装されているが、Outlook.comは、 Facebook、Twitter、LinkedIn、Googleなどのソーシャルサービスと接続ができる。Outlook.comでは、メール閲覧時 に右側のPeopleペインに、各ソーシャルサービスのアップデートが表示される。Facebookの場合では、その人の最新チェックインや、アップロー ド写真が表示され、インラインでいいね!をつけることもできるほか、Live Messenger、Facebook、Skype(予定)の相手とチャットすることもできる。

メールの送信元が接続しているソーシャルサービスのアップデートが右のPeopleペインに表示される 上の吹き出しボタンを押してチャットも可能。ここではFacebookの相手とチャットしている 将来的にはSkypeのビデオチャットも利用可能に

 

おもしろいのが、広告の取り扱い。無償のWebメールサービスは、少なからず広告による収入に依存しており、Peopleペインが表示さ れる場所あたりに広告が表示される。Outlook.comでも広告は表示されるのだが、メールの送信相手が連絡先(People)に登録されているユー ザーであれば、広告は表示されず、ソーシャルアップデートが表示されるようになっている。これも、ユーザー同士のつながりを重視した結果だ。なお、 Outlook.comでは、広告が表示される場合も、Gmailのように見合うものを出すためにメールの本文をスキャンするといったことは一切ないとい う。

同社によると、一般的ユーザーが受信するメールの内、約5割は利用しているサービスからのお知らせやダイレクトメール、残りの2割がソーシャルサービスからの更新情報だという。これによって、知人から送られてきた重要なメールを見逃してしまうこともある。

その対策として、受信トレイのフィルタリングに「クリーンアップスケジュールの変更」という機能を盛り込んだ。これを使うと、特定の差出 人からのメールを最新のものだけを残して、後は自動削除したり、指定の日数が経つと自動的に削除あるいは移動できる。例えば、本日の特売情報のダイレクト メールを受信している場合、見たいのは最新のものだけで、過去のものに用はない。そういった時にこの機能を使うと、必要な情報だけを素早く参照でき、かつ 受信トレイから不要なメールを自動削除できる。

また、受信トレイには「知り合い」、「ソーシャルネットワーク」、「ニュースレター」といったフィルタリングが標準で用意されているので、一括して確認や削除といった作業がしやすい。

これらのフィルタリングや振り分けは、従来のクライアント/サービスでもできなくはないが、手動での細かな設定が必要となる。 Outlook.comは、今時の事情を反映させながら、ユーザーが簡単にメールを処理できるよう多くの配慮がなされている。このあたりがHotmail との違いでもある。

クリーンアップによって、ダイレクトメールの最新メールだけを残すといったことが簡単に 受信トレイのフィルタリングには、知り合い、ソーシャルネットワークといったくくりが表人で用意 受信トレイがダイレクトメールなどで埋もれていても、知り合いだけを表示させるとこのようにすっきりして、メールを見逃す可能性も減る
振り分け設定も簡単にできる 受信トレイの一覧表示から、未読/既読の変更、削除、フラグ付けができる いわゆる連絡先であるPeopleも実装。接続ソーシャルサービスに直接ポストすることもできる

 

このほかの特徴として、絵文字、ショートカットキー、SkyDriveへの対応が挙げられた。Hotmailでも携帯電話向け絵文字の表 示はできたが、Outlook.comでは入力もできる。絵文字のデザイン自体はメトロにあうようMicrosoftがデザインしたものだが、NTTドコ モ、KDDI、ソフトバンクモバイルと互換性がある。

ショートカットキーは、上級ユーザー向けの機能で、例えば、Ctrl+Nでメールの新規作成画面を表示、メールの送信先の選択をカーソル キーで行ない、Tabキーで件名欄、本分欄へと移動し、入力の後、再度Tabキーで送信ボタンに移動しEnterキーで送信といった具合に、ローカルアプ リのような操作ができる。また、マウスの右クリック操作にも対応する。

SkyDrive連携はすでにHotmailでも実現されているが、例えばWord文書を送付するのに、ファイルそのままを添付するので はなく、「SkyDriveでファイルを送信」のオプションを使うと、ファイルはSkyDriveへアップロードされ、相手にはそのURLが送信される。 受信したユーザーはMicrosoft製品を使っていなくても、Office Web Appsにより、ブラウザ上でその文書を閲覧だけでなく、編集もできる。写真の場合は、複数枚をSkyDrive経由で送信すると、相手には写真アルバム へのリンクという形で送信される。

前述の通り、Hotmailユーザー(hotmail.com、msn.com、live.comなど)はOutlook.comへアク セスすると自動的にアップグレードされるが、outlook.comのドメインで新規にメールアドレスを取得することも可能。また、Gmailや Yahoo!メールなどのアカウントからも利用可能。このほか、各種スマートフォン/タブレットや、Exchange ActiveSyncにも対応する。

なお、Hotmailについては、Outlook.comへ全面移行すると決まったわけではなく、今後も平行して継続させていき、Outlook.comのユーザーフィードバックを得てから、統合するのかどうかを決定していくという。

絵文字の入力にも対応 添付ファイルはSkyDrive経由での送信が可能 相手にはこのようにSkyDriveへのリンクが送信される
Office文書はSkyDrive上で閲覧から編集までできる 写真の場合、SkyDriveのアルバムのリンクとして送信できる

 

*日本マイクロソフトのホームページ
http://www.microsoft.co.jp/
*Outlook.comに関するブログ
http://blogs.technet.com/b/microsoft_japan_corporate_blog/archive/2012/08/01/outlook-com-10.aspx
*Outlook.com
http://outlook.com/
*mStore.jp

http://www.mstore.jp/

「Windows Store」への企業開発者の登録受付を開始した。

米Microsoftは8月1日(現地時間)、「Windows 8」向けMetroスタイルアプリのオンラインストア「Windows Store」への企業開発者の登録受付を開始した。条件を満たす企業開発者は登録ページから登録できる。

企業開発者の年間登録料は9800円だが、Visual Studio Professional、Premium、Test Professional、Ultimateを持つMSDN会員は、1年間無料だ。

登録コードを持たない個人開発者がMetroアプリを登録できるようになるのはWindows Storeオープン後になる(個人での登録料は年間4900円)。

Metroスタイルアプリを登録するにはWindows 8の製造工程向けリリース(RTM)が必要で、開発者がRTMを入手できるのは8月15日だ。Microsoftはそれまでにアカウントを登録し、現行のRelease Preview(RP)版で開発を進めるよう推奨した。

同社はまた、Windows Storeの決済システムを利用可能にし、有料アプリの登録受付も開始した。現在、Windows 8のコンシューマープレビューで利用できる現在のアプリストアは無料アプリのみ提供可能だが、10月26日のWindows 8正式版発売と同時に有料アプリの販売が可能になる見込みだ。

有料アプリの価格は、1.49~999.99ドルの範囲で設定できる。アプリの売り上げの開発者の取り分は一般的なアプリストアと同じ7割だが、 売上高が2万5000ドルを超えると、開発者の取り分が8割に上がる仕組みになっている。Metroスタイルアプリでは、アプリ内でのアイテム販売や広告 で収益を上げることも可能だ。http://www.mstore.jp/