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【プロ野球】WBC代表候補34人を発表 山本監督「足と守り」重視2012年12月5日 紙面から
日本代表の山本浩二監督(66)が4日、来年3月の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する代表候補選手34人を発表した。3年ぶりの日本一に輝いた巨人からセ・リーグMVPの阿部慎之助捕手(33)、坂本勇人内野手(23)ら最多の8人を選出。中日からは井端弘和内野手(37)ら5人が選ばれた。山本監督は本大会に向け「足と守り」を重視した野球を展開することを宣言。「ぜひ3連覇を狙いたい」と決意表明した。 侍JAPANがスモールベースボールを旗印に3連覇に挑む。「国際舞台ではそう簡単に点は取れない。守りの力が大事になってくるし、足を使った野球を心がけていく。日本野球の力を見せて戦う」。代表チームが目指す野球を問われた山本監督は、よどみなく答えた。 連覇を成し遂げた第1回、第2回大会もイチローを中心にスピードあふれる攻撃を展開。2大会連続MVPに輝いた松坂ら盤石の投手陣が少ないリードを守り抜き、世界一に上り詰めた。山本監督が狙うのはその再現だ。特に、メジャー組がそろって出場を辞退した今回は個人能力で他国に劣るのは承知の上。小技や足を絡めた攻撃で大国の牙城を突き崩し、楽天・田中、広島・前田健ら若きエースたちがホームを死守する。山本監督は「日本らしさ」を前面に出した勝ちパターンを思い描いている。 代表候補選手の人選も山本イズムを体現したものとなった。中日・大島、楽天・聖沢と両リーグの盗塁王を選出。そのほかにも巨人・長野、日本ハム・糸井ら俊足選手がズラリ。日本プロ野球界を代表するスピードスター軍団は、強力投手陣とともに、侍JAPANの金看板となる。 今後は来年2月の宮崎合宿を経て、本大会の代表28人を選出。初戦となる3月2日のブラジル戦に向かう。「投手力のしっかりしたチームで息の抜けない相手。1試合1試合が大事だし、その先に3連覇がある」と指揮官。日本だけが挑戦権を持つV3へ、合言葉は『堅守足攻』だ。 (臼杵秀之) PR情報
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