1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2012-12-03

原発ゼロは私の使命

テーマ:ブログ
   福島原発事故に総理として直面した私にとって、「原発ゼロ」は私の使命だ。

   事故を起こした東電福島原発は、福島の人にではなく、東京など首都圏に住む私たちに電力を供給してくれていた原発だ。そして紙一重で、首都圏に住む私たちも避難しなくてはならなかった重大事故だ。遠い福島の事故ではなく、私たち自身の事故なのだ。

  それでもまだ、原発の電気を使うのか、それとも原発以外の再生可能エネルギーの電気の替えるのか、これが問われている。

  それに加えて、原発を稼働させるとプルトニウムを含む核廃棄物が生まれる。もともと原子炉は原爆の材料となるプルトニウムを作るために開発されたもの。プルトニウムは極めて高い放射能を放出し、半減期は2万4千年。今に生きる者の便利さのために、プルトニウムを含む危険な核廃棄物を後世に残していいのか。

  「原発ゼロ」は私だけでなく、今に生きる者すべての使命だ。
2012-12-03

「維新」と「未来」は議院内閣制の原理に反する

テーマ:ブログ
  いよいよ明日から総選挙。解散当初は既成政党批判が吹き荒れ、第三極への期待が高まっていた。しかし、議論もないままの寄せ集めぶりが露呈して、第三極も失速気味。

   もともと維新も未来も、国政政党としては議院内閣制の原理に反している。

  維新の実質的リーダーの橋下大阪市長も、未来の代表の嘉田滋賀県知事も国会議員に立候補しない。しかし、 国民が国政選挙で選ぶ事が出来るのは国会議員。議院内閣制では総理は国会議員の中から、国会議員によって選ばれる。

  国政選挙で国民から選ばれていない人物が、国会の外から国会議員集団全体をコントロールし、国政の実権を握ることは、議院内閣制の趣旨に反する。


2012-12-02

石原さんと小沢さんは説明が必要

テーマ:ブログ

新党が次々と生まれている。橋下市長や嘉田知事はこれまで国政に直接関わってこなかった人だから、国政改革について自由に何でも言える。

しかし、石原さんと小沢さんは違う。石原さんは自民党に25年間在籍し、閣僚もやり、自民党総裁選にも立候補した人。当時できなかった改革が維新で、今度はなぜできるというのか説明が必要。

小沢さんは3・11原発事故の後も、民主党在籍中は消費税には反対しても、原発について明確な意見は述べなかった。そして脱原発を表明していた私に対し、内閣不信任案を出すように自民党に働きかけた。
小沢さんは原発について、いつから反対になったのか、どういう理由で考えを変えたのか、説明する必要がある。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>