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除染終了 住宅では約2割にとどまる
12月4日 4時23分

除染終了 住宅では約2割にとどまる
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国の費用負担で各自治体が除染を行う「汚染状況重点調査地域」に指定された東北地方や関東地方の市町村では、除染が終わったのは教育施設でおよそ7割だった一方で、住宅についてはおよそ2割にとどまっていることが環境省の調査で分かりました。

環境省は、国の費用負担で市町村が除染を行う、岩手、宮城、茨城、栃木、群馬、埼玉、それに千葉の合わせて58の市町村について、ことし8月末時点の除染の進捗状況を調べました。
環境省によりますと、学校や保育園などの「教育施設」については、除染が予定されている1562か所のうち、69%に当たる1073か所で除染が終わっていました。
一方で、「住宅」については、除染が予定されている9万4933戸のうち終了したのは1万7240戸で全体の18%にとどまっていたということです。
このほか、「道路」では全体の51%で、「公園やスポーツ施設」については38%で、いずれも除染が終わっていたということです。
こうした除染の進捗(しんちょく)状況は環境省のホームページで市町村ごとに確認できるようになっています。
ホームページのアドレスはhttp://josen.env.go.jp/

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