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吉田選手ら 避難住民を激励12月2日 20時31分
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東日本大震災の被災地を元気づけようと、レスリングの吉田沙保里選手など、ロンドンオリンピックやパラリンピックのメダリストたちが、原発事故で避難している人たちが暮らす福島県二本松市の仮設住宅を訪れました。
福島県二本松市にあるこの仮設住宅には、原発事故の避難区域の浪江町の住民およそ550人が暮らしています。
ロンドンオリンピックのレスリング女子金メダリストで、国民栄誉賞を受賞した吉田選手や、ボクシング代表で福島県会津若松市出身の須佐勝明選手など8人が訪れました。
須佐選手は「福島の皆さんの応援のおかげで頑張ることができました。これからは福島に貢献していきたいです」とあいさつしました。このあと、選手たちからサインが入った記念の旗が贈られました。集まった人たちは選手と写真を撮ったり、自分の持ち物にサインをしてもらったりして交流していました。
住民の女性は「選手のみなさんのことばにとても励まされました。サインを書いてもらった財布は一生の宝物です」と涙を流して話していました。
吉田選手は「オリンピックのあと、初めて被災地に来ましたが、皆さんの元気な顔を見ることができてほっとしました。私たちも頑張りますので、寒さにも原発事故にも負けずに頑張ってください」と話していました。
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