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ゼロ戦公開 エンジン音を聞く12月2日 7時4分
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アメリカの博物館が所蔵する旧日本軍の戦闘機「ゼロ戦」の公開が埼玉県所沢市で始まり、エンジンを動かして当時の音を聞く催しが開かれました。
このゼロ戦は所沢市にある県営の所沢航空発祥記念館が日本の航空技術をテーマにした特別展にあわせて、アメリカ・カリフォルニア州にある航空博物館から借り受けて展示しています。
公開初日の1日は実際にエンジンを動かして当時の音を聞く催しが開かれ、訪れた人たちが重低音の音を立てながら勢いよくプロペラをまわすゼロ戦を写真に撮るなどしていました。
ゼロ戦は世界中におよそ30機が残っていますが、当時のエンジンを積んで今でも飛行ができるのは、今回、展示された1機しかないということです。
家族と訪れた小学4年生の女の子は「とても大きな音でびっくりしました」と話していました。
所沢航空発祥記念館の白砂徹課長は「多くの若い人たちにもゼロ戦を見てもらい、平和の大切さを感じてほしい」と話していました。
ゼロ戦は来年3月まで公開され、エンジンを動かす催しは整理券を配付して2日も開かれます。
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