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第46回衆院選は4日、公示され、16日の投開票日に向け、12日間の選挙戦がいよいよスタート。各党の党首らは、全国各地で第一声を発した。そんな中、日本維新の会公認で宮城1区から出馬予定だった新宿区議・榎秀隆氏(47)が「家族の大反対」により、土壇場で不出馬を表明。また、維新と日本未来の党は、比例名簿の提出が遅れるなど、選挙慣れしていない新興の第三極勢に、ドタバタの混乱が目立った。
選挙戦初日から、第三極陣営は混乱した。
まず、維新公認で宮城1区から出馬予定の榎氏がこの日正午前、仙台市の選挙事務所前で、出馬断念を表明した。理由は「家族から強く反対されたため」と説明。「宮城の皆さまに申し訳なく思っている」と頭を下げた。この期に及んで家族の了解を取っていなかったのか、とツッコミが入りそうな釈明だった。
選挙手続きで宮城県庁にいた維新東北ブロック長の西田薫・大阪府議は「突然のことで驚いている」と、思わず?正直にコメント。榎氏は、比例代表の重複出馬も予定していた。ある維新の地方議員は「小選挙区での厳しい戦いを覚悟していたところに比例名簿(順位)を見て、復活当選も難しいと思ったのか」と、真の辞退理由を推測した。この辞退劇に伴い、名簿差し替えの必要が生じ、名簿提出が遅れた。
維新は比例単独なども含め10次にまで分け、慎重かつ小出しに公認候補を発表してきたが、これまでに榎氏以外にも複数の公認後の辞退者を出した。前出とは別の維新地方議員は「比例名簿順位や人選について、党本部から何の説明もなかった。混乱が生じるのは当たり前だ」と話す。
一方、未来は静岡7区の新人が供託金納入遅れで、立候補届け出が午後にずれ込んだ。4小選挙区で、候補者が届け出開始時間までに現れず、書類不備のケースもあった。東京22区では維新の新人が選挙カーの登録手続きに手間取るなど、現場の混乱も。スタッフが右往左往する陣営もあった。
もちろん選挙と、その後の政治は別物だが、有権者に要らぬ心配をさせかねないドタバタ劇だった。相手は元与党・自民や前回の勝者・民主ら“選挙のプロ”。良く言えば選挙ズレしていない新興の第三極勢の戦いは、波乱含みに始まった。
(2012年12月5日06時03分 スポーツ報知)
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