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'12/12/4

勘違い?中国道で逆走相次ぐ




 広島県内の中国道で逆走する車が目立つ。9月に庄原市、10月には三次市で、逆走していたお年寄りの車が警察などに止められるケースが続いた。逆走は正面衝突事故につながりかねない。県警高速道警察隊は「絶対にやめてほしい。見かけたら備え付けの非常電話などからすぐ通報を」と呼び掛けている。

 庄原市の無職男性(91)は10月末、三次市和知町の中国道下り線の追い越し車線を、三次から庄原方面へ低速で逆走していた。逆走距離は約10キロとみられる。同警察隊のパトカーに止められ、「高速道と気付かなかった」と話したという。

 警察隊によると、逆走車は、片側2車線の高速道を「一般道」と勘違い。追い越し車線側を、一般道の「左車線」と思い込んで走る傾向があるという。

 中国管区警察局のまとめでは、県内の中国道で確認された逆走は昨年14件。ことしは11月末時点で5件ある。昨年とことし、警察や工事車両に止められたのは9人で、うち7人が60〜90歳代だった。

 逆走が起こるパターンは、道を間違えたとして本線をUターン▽インターチェンジ(IC)で進入禁止標識に気付かずに出口ランプへ誤って進入▽サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)で休憩した後、入ってきた進入路から本線に戻る―の3通り。

 ただ厄介なのは、なぜ、どこから逆走したか運転手自身も分からないケースが目立つ点だ。警察隊によると、中国道は比較的交通量が少なく、逆走の通報がないまま長距離を走ってしまうこともあるという。

 警察隊はことしから県内の自動車学校に対し、高齢者講習時に、本線を決してUターンしないこと、ICでは特に落ち着いて運転すること―などの指導をしている。

【写真説明】高速道の出口ランプ。進入禁止の標識に気付かず、逆走車が入る可能性もある(三次IC)




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