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【プロ野球】

藤浪「藤川投手が目標」 阪神が新人入団会見

2012年12月4日 紙面から

 阪神にドラフト1位で入団した藤浪晋太郎投手(18)=大阪桐蔭高=が3日、大阪市内のホテルで新人の入団会見に臨み、米大リーグ・カブス入団が内定して退団する藤川球児投手(32)の代名詞である『火の玉ストレート』の継承を誓った。

 「メジャーリーグに行かれますが、藤川投手を目指して頑張っていきたいと思います」。197センチ長身に映える、真新しい背番号19のタテジマのユニホーム姿を初披露した藤浪は目標とする選手を問われて迷わず言い切った。「ストレートの伸びというかキレというか。ホンモノのストレートを投げている投手だと思うので。そういうところを目指したい」と続けた。

 自ら口にしたホンモノのストレートとは「相手バッターが分かっていても打てないような、空振りを取れるストレート」。最速153キロの直球をさらに進化させ、会見席の真隣で和田監督が口にした「タイガースのエースというところではなくて、その上の球界のエースになるくらい頑張ってほしい」との期待に応える。

 「ニックネームが欲しいとは思わないですけれど、それぐらいのストレートが自分の代名詞になるくらいの投手になりたいと思います」と藤浪。くしくも入れ替わる形でタテジマに別れを告げる大先輩・藤川の魂を、スーパールーキーが継承する。 (中谷秀樹)

 

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