中国援助のカンボジア水力発電ダム、突然決壊で10人流される

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2012年12月03日

【新華網】 中国の援助によってカンボジア・ポーサット州で建設中だった水力発電ダムが現地時間の1日午後1時半ごろ、突然決壊し、作業員10人が流された。10人はいずれも救出されたが、うち3人が負傷。現地警察が2日午前、現場を調べたところ、水漏れによる交通の支障が確認されたものの、死亡者は出ていないことが分かった。建設を請け負った中国大唐公司の責任者は決壊の原因について2日、ダムの水位が高まり、水圧に耐えられなかったことにあると説明した。

AP通信は2日、地元警察の話として、事故で4人が重傷を負い、4人が行方不明となったと報じた。目撃者によれば、決壊当時、ダムには水が全くなくなった。一部で中国人の専門家3~5人が行方不明になったとの情報もあったが、警察はこの情報を否定している。建設作業は停止され、調査が行われている。

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