2008年11月14日 06時00分
鏡開きに参加した漫画家ら
『ゴルゴ13』の原作者・さいとう・たかを
(左より)ちばてつや、さいとう・たかを、藤子不二雄A
『ゴルゴ13』連載40周年 さいとう・たかを氏、実写化するなら「室伏広治が適任」
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青年誌『ビッグコミック』連載中の人気漫画『ゴルゴ13』の連載40周年記念のパーティーが13日(木)、都内のホテルで行われ原作者の
さいとう・たかを氏をはじめ漫画家、関係者らが出席。さいとう氏は主人公のデューク東郷について「僕にとっては凄く言うことを聞いてくれる役者」と語った。また、過去1973年には俳優の高倉健、77年には千葉真一がデュークを演じ実写化された同作だが、現在実写化されるなら「(ハンマー投げ選手の)室伏広治が適任」とコメント。しかし「でも、役者じゃないし無理でしょ?」とあくまでも消極的な姿勢であることをうかがわせていた。
黒鉄ヒロシ、
ちばてつや、
永井豪、藤子不二雄(A)らと共に鏡開きを行ったさいとう氏は一度も連載をストップさせなかった40年間を振り返り「新しいモノに挑戦したいと思っても日数がかかるからやれない。最初は10話で終わろうと思っていたし、自分が書きたいモノはなかなかできないですね」とあいさつ。藤子氏からは「1つの作品で40年って本当に大変。僕は飽きっぽいからね」と賞賛されると、「正義とか悪とかに振り回されない内容にしたから続けてこれたのかも。30歳の時に網膜はく離になって1ヶ月間、ほぼ目が見えなかったのが(連載ストップの)ピンチでしたね」と語った。
また、今後については「本当は時代劇モノの映画を撮影したかったけど、もう(年齢的に)無理。でも、シニア向けの漫画は描いてみたい」と今後の漫画家プランを披露。『ゴルゴ13』の最終回については「もうできていますが、企業秘密です」と笑いながら話していた。
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