日本政府主催の第4次「韓国出身戦没者還送遺骨追悼式」が18日、仮安置先の東京・目黒区の祐天寺で行われ、日本政府を代表して岡田克也外相が、「格別の関心を持って」出席した。過去3回の返還式では、副外相が追悼辞を代読してきた。
岡田外相は、「98年の日韓共同宣言で表明したように、日本は一時期、韓国国民に植民地支配で大きな損害と苦痛を与えた。国を奪われ、民族の誇りに深い傷を負った被害者の気持ちを決して忘れてはならない。私は反省と謝罪の気持ちでこの場に立った」と述べた。韓国側からは、権哲賢駐日大使が追悼辞を読み上げた。
この日、韓国側に返還されたのは219体。このうち、遺族が判明したのは24体だけ。残る195体の遺骨は引き取り手のないまま19日、忠清南道天安市にある国立公園墓地「望郷の丘」に安葬された。
(2010.5.26 民団新聞)
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